Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


星空


ベランダに出て空を見上げ

小さな宇宙がそこにあった
こんなときあなたの名前を呼んでも
答えはなにも響いてこない
あなたの「なんだい?」って言う言葉も


あの星の名前は何だろう
一つ一つに名前があって
四季を追ってきらめいている
私もあなたも知らなかったその軌道
もう問いただす術もない


夜空の下の散歩道
二人で肩を寄せ合って
幾度歩いたことだろう
そんなことももう遠く飛び去って
私の前には何もない


奇跡って何をもたらすすのだろう
あなたを思っていたら戻って来てくれるのだろうか
どんなに思っていてもあなたは来ない
どこに行ったのかもわからない
もう一度だけ抱きしめたかった


さ・よ・う・な・ら
たった五文字の中に
思い出があふれて止まらない
もう涙も流しきった
それでもあなたを追い求める


夜空の星よ
あの人の所に光を差して
そして私を連れて行って
でもあなたはきっと悲しい顔をするだろう
私のことを振り払ったのだろう


帰る道も遠く
足元も重く
そうしてあなたのことを忘れていくのだろう
私だけを見つめていくのだろう
でも忘れない この満天の星空を




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