Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


螺旋階段


あなたはどう思っているの
私の心が冷たいとでもいうの
こんなに愛してきたのに
それさえも踏みにじるの
もう訳が分からない


君を傷つけた
それはみんな僕が悪い
そんなつもりじゃなかったのに
いつまでも二人でいたかったのに
運命の糸はぷっつり切れた


忘れたくない 今までの日々を
あなたはいつも優しかった
愛で私を包んでくれた
辛い時も悲しい時も
全部受け止めてくれた


言い訳はしたくない
君がもっと悲しむから
こんなことになるなんて僕も悔しい
君を包んであげられたらいいのに
もう僕にはできない


夜空の星を見上げながら
散りゆく桜を頬に感じながら
色変わる紫陽花を眺めながら
どのくらい歩いてきたのだろう
あなたがいつもそこにいた


暗闇の中から浮かび上がる朝陽
まぶしく沈んでいく夕焼け
みんな君と見に行ったよね
君との思い出は尽きないけれど
それでも僕は去っていく


もうさようならなのね
私を怒らせておいて
本当は優しさなのね あなたの
分かっているわ それくらい
だってこんなに愛していた


これから僕はどこに行くのだろう
自分でもわからない
故郷で待っている試練
僕は立ち上がるしかない
だから君を置いていく


ありがとうあなた
このたくさんの思い出を
心に残しておくわ
たとえそれが消え去る日が来ても
あなたを忘れなんかしない


ありがとう
僕にはそれしか言えない
傷つけたことは忘れない
でも下を向いてはいけない
前に進む 君と共に



アバター
2018/01/20 15:04
吉華さん
ありがとうございます。
別れはどんな時でも切ないですね。
そんな情景を書きたくて、毎回挑戦しています。
どこまでもどこまでも続く螺旋階段、交わ頃もないっでしょう。
アバター
2018/01/19 23:19
こんばんわ
広場からやってまいりました

女性と男性が代わるがわる胸の内を語っているのだと感じました。
決して交わる事のない螺旋階段を上って行く様子が伺われます。
違うかもしれないけど、辛い別れがあったのでしょう。



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