Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩



いち に さん し
寄せては返す波を数える
ご ろく しち はち
あなたは側でほほ笑んでいる
子供みたいだね


いいのよ 子供みたいでも
だってあなたが側にいる
それだけで私は幸せになる
く じゅう じゅういち じゅうに
そしてあなたの側に行く


幸せだった
あなたといるととっても
何も疑わなかった
私の愛も あなたの心も
亀裂は知らないうちに忍び寄って


あなたにとって私は何
彼女に紹介させられた
妹みたいだと
そういう意味だったのね
私は違っていたのに


会いしていたのよ 心から
でも一人よがりだったのね
あなたを縛ることはできない
彼女には妹なのね
悲しいけれど


じゅうさん じゅうし じゅうご じゅうろく
幾度数えても波が消す
じゅうしち じゅうはち じゅうく にじゅう
ここまで来て涙がこぼれた
ずっと隠してきた涙が


私の赤い糸は
あなたじゃなかった
そう信じていたのに
それが悲しくて
でもだめね 彼女がいる


帰ろう
砂だらけの足をふるって
妹を演じきろう
あなたの前では
いつか本当の愛に出会うまで



アバター
2019/06/11 07:47
セカンドさん
素敵なフレーズですね。心にしみわたります。

沈んだ太陽は
元には戻らない
二人の物語の様に

でも明日が来れば
また顔を出す太陽
何かを追い求めて
アバター
2019/06/11 02:16
満ちていた潮が
静かに引いていく

そんな夕暮れに
今は一人佇む

それでも打ち寄せて来る波に
自らの愛を流した

新たな旅立ちを
潮騒が見守ってくれていた




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