Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


夏の終わりに


白いドレスを着た
白い靴を履いた
白い髪飾りをつけた
白いブーケを持った
写真屋さんで撮った


そう 一人きりのウエディングフォト
あなたが側にいたらよかった
あなたは今頃何をしているだろうか
伝えられなかった私の気持ち
愛を込めたウエディングフォト


愛って何
気付かないもの
言わないとだめなの
感じてはくれないのね
知らなかった私が苦しい


もうすぐ夏が終わろうとしている
生暖かい風に吹かれて
海岸線を歩いていても
一人では寂しすぎる
あなたがいたらよかった


愛してるって言いたい
あなたの腕に抱かれたい
愛は切ない
追いかけても追いかけても
するりと逃げ去っていく


砂の城は一瞬にして壊れ
私の愛は風になびく
遠くに船が通っていく
眩しい太陽があたりを白くする
愛が飛ばされることはあるのだろうか


愛していた
フォトも撮りたかった
独りよがりのウエディングフォト
あなたは見ることはないだろう
そして夏が終わっていく







月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.