Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


貝殻


昨日拾った貝殻は
裏側がとてもきれいで
パールの様に光っていて
この手でするりとバッグに落とす


何を拾ったんだい
秘密
そんなじゃれあいが
何よりも楽しかった


季節外れの太陽で
まだまだ秋は遠く
色づく木々もあとまわし
足踏みをしてその日を待つ


貴方と通った金色の街路も
おしまいに食べた焼き芋も
今年はなぜか遠く感じて
過ぎてしまうような気がする


そう
今年は一人
来ないかもしれない
あなたが恋しくなるから


夏がまだ残るこの町で
一人膝を抱えて
あなたの帰りを待っても
誰も来はしない


そっと取り出すあの日の貝殻も
遠い日のものになってしまった
きれいなパール色を磨いて
でもそこにあなたは映らない


もうどのくらいたっただろう
二人が一人になって
悲しいけれど
それが現実


ありがとう そしてさようなら
幸せだったわ
夢を見させてくれたのね
パール色の画面に


アバター
2019/10/11 11:12
てつやさん

そうね。
アバター
2019/10/11 10:51
セカンドさん
波の音が遠くに聞こえる
ここからすぐに帰りたいと

あなたの帰るところはどこ
波の音さえ知らない

かつては二人だったのに
今はただ一人

砂浜に残る足跡も一人
振り返っても一人
アバター
2019/10/04 02:10
貝殻=想い出

それを拾った
その瞬間の事が記憶されている

その後に起きる
貝殻を通しての想い出も

かつては二人を映したパールの貝殻にも
今は自分一人しか映らない

海の香りがして
耳に当てると潮騒の音が聞こえた

アバター
2019/10/03 10:21
またお話しできるならお話したいね^^



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