Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


季節替わり


気が付けばもう
汗をぬぐうこともなく
足元にも枯葉が踊り
過ぎた季節を思い出す


いつの間にか横にも誰もいず
まるで今気づいたように
本当はとっくに分かっていたのに
知らないふりをしていた


黄色い模様まであとわずか
秋のコートを着て歩いた
いつものイチョウ並木
今年もにぎわうに違いない


幸せに手を伸ばせば
必ず悲しみがついてくる
なぜだろう
幸せなはずなのに


手から落ちていく悲しみも
幸せと一緒に落ちていくのか
そうしたらいつまでも幸せになれない
こんな悲しみはない


涙をぬぐって
お化粧も崩れて
そんなことを気にするうちはいい
本当ならもっと涙する


悲しみも痛さも
いつか去っていくのだろう
追いかけることはない
そっと見送ろう

アバター
2019/10/15 11:03
セカンドさん
秋、ロマンチックですね。

並木の枯葉を思い切り蹴飛ばした
誰もいなくなった公園で

だからってあなたは帰ってこない
こんな自分がばからしい

たたずむ私にまた一つ
枯葉色した涙がぽつり
アバター
2019/10/12 23:51
イチョウ並木
この辺では神宮外苑でしょうかね・・・

道いっぱいに敷き詰められた
イチョウの絨毯

涙も手から零れ落ちた幸せも
黄色に染まる

たたずむとまた一つ
悲しみが舞い降りてくる

それは私の肩にそっと触れ
振り向く前に足元へと寂しく落ちていった



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