Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩



今日の風は何色
いつも透明じゃない
あの日の風は黄昏色
別れの色をしていた
そう あなたとすごす最後の日


謝ってくれなくてよかった
だってどちらのせいでもない
時間が仲をさいただけ
その傷口は痛くても
もう包んであげられない


今 私はどこに向かっているのだろう
あなたを失って
一人になって
終着点はどこにあるのだろう
行き着けるのだろうか


あなたが去ったカフェの片隅で
人の流れを見ていた
私の心など誰も知らない
知らなくてもいい
私だけが抱えていればいい


愛はどこにあるのだろう
知ることができるなら
あなたを失うことなどなかった
確かに手で握っていたはずなのに
どこで落としてしまったのか


もう拾えない
私一人では
暖かいあなたの手
失ってしまった今では
きらめきさえも消えた


薄墨色の風がふく街を
今日も背を向けて歩く
もう失うものなど何もない
あなた色の風を失くしたから
私色の風は佇むだけ


















アバター
2019/11/05 12:52
セカンドさん
そうですね。いろんな感じ方がありますよね。
皮膚でも感じるし、気持ちでも感じる。
一瞬の出来事が風をおこしてくることもある。

季節の出来事が心に感じさせるんでしょうか。
アバター
2019/11/05 10:21
皮膚に感じる風

強く弱く
冷たく暖かく

花の香りがしたり
海の香りがしたり

そこに感情が加わると
色目を感じるのかなって思います

暖かいオレンジ色に
冷たさの青

青空の青は清涼感かな?

人間の感覚って面白いですね
これも一種の錯覚なのでしょうか?




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