Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩



暑い夏が来た
でも私の心は冬のまま
凍てついた手を温めてくれるものもなく
そっと吹きかけても温もりはない
あなたがいればよかった


春が来て
華やかな季節がきても
閉じ込めた想いを開けてくれるものもなく
下を向いたままで
石をけとばしながら歩いた


誰がわかってくれよう
私の砕かれた心を
彷徨い歩いても
何一つ見つける術もなく
届かない窓を見つめていた


あなたがここにいればよかった
本当にそうだろうか
もう閉じたままのあなたの胸に
飛び込むことさえ出来ずに
背を向けたままの二人


煌びやかな春が去り
灼熱の夏が来た
都を伸ばせばあなたがいる
そんな日々は胸もう遠い
一人立ち尽くすこの大地


それでも私は歩いていかなければならない
あなたを求めながら
やがてその気持ちが薄れても 
歩いていかなければならない
夏の太陽に誓ったこの想いを抱いたままで





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2022/08/01 23:40
氷に閉ざされたままの桜の花びらに紫陽花
そして薔薇に向日葵も・・・

想い出の花々が
呼吸をすることも無く冷たく眠っている

それは心の中で
動くことも無く堆積している


私は灼熱の太陽の下を歩く

流れる汗で思い出を一つ一つ溶かしながら
流れる涙で思い出を一つ一つ消し去りながら

秋が来て凍える冬が来る前に
どのぐらい氷は解けるのだろう

閉じ込めれれた花の香りを
思い出と共に逃がしながら

私は歩く
一歩一歩振り返ること無く

汗に濡れ
涙を流しながら




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