Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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物陰に隠れてあなたを見送った
他に見送る人もない
私には何も言わずに別れを告げた
あなたはどこかに行く
ひょっとしてあそこだろうか


列車が動き出す
後を追う事も出来ずにただ立っていた
あなたとは長い付き合いだった
寡黙な人だった
それがよかっのかも知れない


一つ一つ季節を巡り   
残ったものはなんだろう
私にはたった一つ
右手に輝くリング 
あなたの影はもう映らない


愛していた
でもいえなかった
本当に愛だったのか
愛なら受け止めるはず 
でもしなかった


がらんとしたホーム
まだこれから旅立つ人もいる
見送る人
みおくられる人
それぞれが微笑んでいる


もう帰ろう
もうあなたはいない
明日から私一人
どんな日々がまっているのか
時計は何も教えてくれない




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