浜村渚ちゃんを読む
- カテゴリ:勉強
- 2016/11/30 18:00:04
色々な都合により、青柳蒼人さんの『浜村渚の計算ノート』シリーズを読んでいます。
中高生向けに書かれた「楽しい」数学&勉強ミステリです。
いや~、頭使いますね!笑
昔これ解いたな~ってな数学の問題もたくさん出てきます^^
今は3巻を読んでいます。
3巻の第一章(本編では第一章はlog10.と書かれています笑 凝ってますよね!!!)で、とてもビビビッときた言葉があるので引用します。
「数学にもっとも必要な、”論理”ですね。『クレタ人のパラドックス』です」
~中略~
「その問題、解決するの?」
「しないです。考えすぎるとごちゃごちゃするので、『こういう問題もあるんだ、面白い』っていう感じでやめておいた方がいいんです」
「クレタ人のパラドックス」についてのくだりのセリフです。
「クレタ人は嘘つきだと、クレタ人は言った」
解決しないパラドックスの例として挙げられています。
主人公・渚ちゃんの「考えすぎる前にやめておいた方がいいこともある」っていう意味合いのセリフにハッとしたんです。
パラドックスだけに限ることじゃないなぁって。
私は常々考えすぎて辛くなってしまうので、こういう考え方をしていいんだ!って心が軽くなりました。
これからは、考えすぎちゃったとき、先ほど引用したセリフを心の中で唱えてみようと思います笑
あなどるなかれ、ヤングアダルトジャンル。
とても面白いです。