Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


冬の到来


あなたとのことを
ずっと彼は知っていた
あなたとの別れも
彼はずっと知っていた


「元気ないね」
「そんなことないよ」
そんな普通の会話が
彼とのやり取りだった


「実はね。ずっと好きだったんだ」
彼からの告白
あなたとの日々が
まだ頭に残る頃


これでいいの
彼を受け入れていいの
あなたの面影が
残る今に


彼と付き合い始めて
段々と暖かくなって
私の心が溶けて行く
積もった雪が消えるように


あなたの面影が
段々遠くなって行く
彼の面影が
私の中に入り込んでくる


彼を好きなのかしら
同情じゃなく愛情かしら
でも今の私がいる
今の彼がいる


腕をからませて
道行く私たちは
恋人同士のよう
暖かい日差しを浴びながら


彼の胸に飛び込んで行こう
それが今の私
会い所が胸に芽生えてくる
やがて冬が来る




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