Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


クリスマスの夜


クリスマスカードを送ろうと思ったのに
あなたの住所を知らない
携帯の番号なら
知っているけれど


知らないことがたくさんある
例えば彼女と過ごす時のこととか
一人で部屋で過ごす時のこととか
私をどう思っているかとか


メールで送ればいいのだけれど
それは味気ない
私の文字で
送りたかったのだけれど


雪が舞うこの季節
バイト先でケーキを売る私
笑顔でメリークリスマス
もしかしたら彼女が買いに来るかも


残り物のケーキをもらってきたけど
キャンドルを灯しても
一人の部屋は寂しすぎる
心は暖かくならない


夜が白々と明けていく
今日もケーキを売りに行く
本当ならあなたと
飾り付けた道を歩きたいのだけれど


この想いは本当だろうか
想いすごしじゃないだろうか
こんなにあなたが好きなのは
嘘じゃないのに


一人きりのメリークリスマス
友達の誘いも断って
あなたのことだけを想う
部屋に飾ったサンタが笑う




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