Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


アバンチュール


梅雨時の空は機嫌が悪い
時折強く降って
足元を濡らす
傘では支えきれなくて


最近は雨宿りをするところも少なくて
屋根下を探してうろつけば
同じように探し出したあなたがいた
空を見上げながら


偶然だろうか
いつも同じ駅で降りたあなた
その横顔のまなざしは
じっと暗い外を見ていた


声もかけられない
だって知らない私だもの
関心なんてないはず
地下鉄の中の風景の一つ


そっと探し出してた
薬指に光る丸い飾りもの
あなたには愛する家庭がある
そんなことが辛かった


恋しているのだろうか
心のいたずらだろうか
私のまなざしなんて
届かなくていい


運命の人っているの?
まだ会えないだけなの?
そんな心の揺れ動きが
地下鉄と共に振動になる


私より後に乗り込んできて
私の斜め前に立つあなた
それが指定場所
そんなことが嬉しかったけれど


片想いは散ってしまった
仕方がない想いを残したまま
今度あなたについていてみようか
大胆な計画もなくなって


実は付き合っている彼がいる
こんな気持ちは裏切りだろうか
彼にも話せる日常だろうか
それは知らない


今日はあの人はいなかった
空白になった指定場所
知らない誰かが立っている
邪魔しないで


ちょっと笑ってしまう
こんな思いをするなんて
一時のアバンチュール
今日も仕事が始まる


アバター
2014/07/03 07:23
しんのすさんへ
いつも、コメントありがとうございます。
なんか、いつもときめいていたいけど、ちょっとこれは危ないかな?

二股なんてする気はないけど、なぜか懐かしい彼。
薬指が悲しすぎますね。
アバター
2014/07/02 21:46
今日の^^ ポエム ^^ 意味深・・・。 

ちょっと ヤバイ ・ 恋 ・  ハラハラ・ドキドキ!!

アバンチュール・・・。  してみたい 恋 かな^^ 

積極的に 攻めて行きましょう!!   陰ながら 応援しております!!



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