Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


花火


暗い空に明かりがともる
大きな花が咲く
見上げれば降るような花弁
一、二、三と数を数えるうちに
消えていく花達


本当は浴衣が暑くて
下駄にも慣れていなくて
ちょこちょこ歩きしかできなくて
あなたの後をついて行くのがやっと
手を引いてくれるけど


帯の締め方を思い出して
自分で縫った浴衣は
着るだけで大変
そんなそぶりも見せずに
あなたに見せたかったの


なんにも言わない
目が嬉しそうにしていた
何か言って欲しいのに
「行こう」と言うだけ
期待していたのは私だけ?


今夜の君はきれいだ
浴衣姿がかわいい
でも 何も声にだせなかった
どう言ったらいいのだろう
君はがっかりしていただろうね


大きな大輪の花火より
君の浴衣の花の方が
ずっときれいだ
上ばかりを見ていたけれど
君も上ばかりを見ていたけれど


「きれいだね」って言ってみた
「きれいだね」って君も言った
本当は君のことだったのに
勘違いしたのかな?
僕の言い方が悪かったのかな?


花火の季節はこれから
追って行くことはできなくても
私はあなたを追うわ
僕は君をひいて行くよ
ての中に小さな花火が芽生えている

アバター
2014/07/28 10:35
ロールさんへ
ありがとうございます。

そうですね。ついて行かれるといいですよね。気がついてくれるかしら。

花火大会、楽しいですよね。私も今年も見にいますよ~^^
アバター
2014/07/26 17:33
着物を着て並んで歩くときほど、男女の歩く速さや歩幅の違いを意識することってないのかも
もうすぐ花火大会だなあ^^楽しみ



月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.