Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


散った青空


明るい空が光る

その中に初夏を隠して
吹く風はまだ冷たく
私の心を見出すかのように
すり抜けていく 花を揺らすように


もう幾度思ったことだろう
打ち明けもしないで散った恋
言葉にするのが怖かった
言葉にしなくちゃ分からないのに
どうしてもそれが出来なかった


この春
あなたは故郷に戻って行った
一枚の紙を持って
卒業証書という紙を持って
名前を変えれば私と同じもの



都会で働くことを決めた私
喧騒の中を今日も歩く
ふと空を見上げては
あなたのことを考える
かすんだ太陽はあなたを映すだろうか


やがてあなたにも恋人が出来て
家族を持って
そんな暮らしをするのだろう
忘れられない写真が一枚
あなたと映ったたった一枚の


それすら捨てられなかった
消してしなければならないのに
やがて私も恋するまでには
昨日のことのような写真を捨てるだろう
今はまだ躊躇するけど


もうすぐ5月の風が吹く
その風にのっていけ
私の愛もあなたへの恋も
そうしてまた空を眺めるだろう
かすみがかった青空を




月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.