Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


くゆる悲しみ


冬の寒さは夜明け前が一番寒いと言う
そんな時にベッドを抜け出して
熱いコーヒーをいれる
くゆらせるコーヒーの香り
冷えた心を温める


コーヒーカップが二つ
ケーキ皿が二つ
フォークが二つ
スプーンが二つ
そして残された愛が一つ


あなたは今
暖かな眠りに落ちているだろうか
いつもの目覚ましのなるまで
深く深く寝ているのだろうか
まだいいんだよと誰かの声が


あなたはコーヒーにこだわっていて
私は紅茶にこだわっていて
でも言い争いなんかなくて
お互いの飲み物を味わって
これもいいねっていつものセリフ


あなたを愛していた
深く深く愛していた
あなたも愛してくれていた
それなのになぜ
あなたはここにいないの


冷え切った心になった
あなたを失ってから
心にも冷たい風が吹く
どうしたらいいのか
道に迷ったようにさまよう


忘れることなんてできない
でももうあなたは戻らない
日々を重ねて迷いから抜け出して
ようやく今を取り戻したけど
夜の寒さが身に染みる


あなたと別れた 足跡が残った
捨ててしまおう そう思ったけれど
もういいよと心は言うけど
まだできない傷跡が
昇ってきた太陽に照らされる


アバター
2018/02/13 11:46
フロマージューさん
ありがとうございます。中島みゆきさんの歌にはとても比較にならないけど
自分なりに書いていこうと思います。
いつもコメ、ありがとうございます。
アバター
2018/02/05 20:38
今晩は・・
中島みゆき「時代の曲」は何か人生の最後の思いが出ている気がします。
「別れた恋人たちも生まれかわつてめぐりあうよ」・・・・



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