Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


ハッピーエンド


あの頃の私達にはたくさんの夢があった
ここに住んでみたいとか
こういうものを作りたいとか
いっそのこと外国に行こうかとか
夢ばかりが追っかけてきた


でも夢は夢
長続きはしなかった
本当に信じていた夢も
今は枯葉色になって
握りしめたら粉々になってしまう


今日も来てみた
飛行場のカフェテラス
あなたは今頃どこにいるのだろう
あなたの夢はかなったのだろうか
そんなことをふと考えながら


飛び去っていく飛行機
着地をしてくる飛行機
あの中にも様々な人がいて
いるべき私たちがいなくて
素知らぬ顔で風が満ちる


いつも一緒だった
いつまでも一緒だと信じていた
でも別れは隠せない
お互いに強く抱きしめて
そう まだ愛していたのに


おはなしはいつもハッピーエンド
空を超え 海を超え
ハッピーエンドがやって来る
子供たちの手の中にハッピーエンドがうずくまる
そしてまた二人の中にも


これでよかったのだろう
名も知らぬ街に住むあなたに
今更愛などかけないほうがいい
私も一人去っていく
隙間から入る風が満ちる






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