Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


移ろい


朝方降った雨の
降り残しがあるように
突然の大粒の雨
走って逃げる人たちを
まるで追いかけるように


季節は巡っていく
あの強い日差しももうなく
青い空を悠々と流れていく雲
その果てには
一体何が隠れているのだろうか


海沿いの道を
良く走ったものだった
あなたの愛車と運転で
行き先も知らないまっすぐな道を
そう 行き先などなかった


車のシートに
忘れ物をしてきた
それは見えない愛という落とし物
誰にも見つかりはしない
私にも あなたにも ほかの誰かにも


消え去ってしまえるのなら
なんて幸せなことだろう
あなたの前から存在もなく
記憶も彼方へ飛んでいき
もう思い出さえも残らずに


さようなら
そっと心でつぶやくわ
あなたの好きだった景色と
あなたの好きだった車
わたしの好きだったあなたの運転


もう会えないけど
二度と会えないけど
絶対に忘れない
別れることは
消え去る事ではないということ


いつか誰かと結ばれるなら
この愛を飛ばしてみよう
バラの花びらが舞い落ちて
祝福をくれるだろう
そう それが愛というもの


だから私は忘れない
あなたといたこの時間を
確かにあった出来事を
愛し合った温もりを
そして移っていくこの季節を














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