Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


流星


流れ星が群れを成して落ちていく
その光には一体何があるのだろうか
それを知らないままに星たちは
運命に取り付かれたように落ちていく
私の愛はどうだろうか


もう木々はすっかり葉を落として
足音さえもたたなくなって
静かに互いに声をかけながら
次の季節をじっと待つ


愛のかけけらを追いかけて
あなたの後を追いかけて
突き当たるのは一体どこ
誰も知らない秘密の抜け穴
何が待っているのだろうかあのあ


膝を抱えて暗い部屋で
思い浮かぶのはあなたの事ばかり
遠い とても遠いあなただけれど
いつかは私を見て欲しい
そう あの流れ星に祈ったように


悲しい思いはしたくないけど
それはわがまま
裸になった木々を抜けて行くのは
どこかに映るあなたへの想い
うさぎが出てくれる山の穴


きっとあなたは私の知らないところに行くのだろう
そして知らないところに行くのだろう
星降る夜に祈ることは一つ
幸せになってね
あなたのためのたった一つ




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