Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


旅立ち


好きだった 好きだった 好きだった
そんなに好きだったの
愛していた 愛していた 愛していた
そんなに愛していたの
心の中がそう叫ぶ


終わりを告げてから
気付くものもたくさんある
あなたの中にあるもの
それに気づかなかった私
あの手が結ばれたのなら


夕べ夢を見た
あなたからの100本の赤いバラ
それにはとげがついていて
抱きしめると痛みが走る
そこで目が覚めた


私はあなたにとって
赤いバラだったかもしれない
私の存在そものもが
邪魔だったのかもしれない
あなたの肩越しに見える自由


縛り付けてきた
あなたを
束縛してきた
私に
その辛さが私には気づかなかった


もういい
あなたは自由を手に入れた
例えば誰が何と言おうとも
私はあなたを解き放した
自由に空を飛べるように


好きだから
愛していたから
あなたを悲しませることだけはできなかった
だから今去り行くあなたの影に
別れの文字を書く


好きになって 愛し合って
残された私の愛のかけら
飛んで行ったあなたの翼には
何も伝えることはできない
さようならさえも


愛し合ったことは忘れない
たくさんの思い出と
たくさんの笑顔をありがとう
そして歩き出していく
あなたの飛び立ちに負けぬように








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