Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


あじさい


雨音はショパンの調べ
言い古した言葉だけど
あの時のあなたとの出会いは
まるでこんな風景だった
カフェで流れるショパンの調べ


あの日もこんな小雨の日だった
出会って 出会って また出会って
偶然だろうか
笑顔を交わす二人だった
そして


紫陽花を追って歩いた
紫陽花は一時の花
やがて枯れる日が来れば
太陽の季節になる
その一歩手前に作誇る


一緒に見に行ったね
紫陽花の花も百合の花も
季節を追いかけたわね
ミモザもひまわりも
あなたは花が好きだったわね


本当に好きだったのだろうか
私に同調しただけなのか
それでもよかった
あなたと歩けることが
花達よりも愛おしかった


やがてまた紫陽花の季節が来る
もうあなたはいない
なぜ今年は一人なんだい?
問いかけられてもむなしい
返すべき言葉がない


雨音はショパンの調べ
まだあなたが愛おしい
おぼろげになっていく恋の影を
振り払うことができるなら
今 またあじ債を追う


アバター
2019/07/10 09:51
セカンドさん
愛の光が紫陽花に濡れる
命あるものと知りながら

やがて倒れる日が来ても
愛の光は消してしまわないだろう
いくら恋しく追いかけていても

アバター
2019/07/03 09:46
ショパン
流れる曲は「別れの曲」でしょうか?

雨にぬれる紫陽花の花が
悲しく流れる旋律に光っている

想い出が一つ一つ消えていく
花びらを流れ落ちる雨の一粒一粒に




月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.