Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


水やり


あなたが残していった
パキラを枯らせてしまった
伸びていった枝に
大きな葉を広げていったのに
でもなぜか悲しくない


観葉植物の冬越えは難しい
何度も枯らせてしまった
枯れちゃったね
あなたは言ったけれど
そうねとしか言えなかった


あなたを繋ぎとめたかった
そんな気持ちのままでは
植物は生きられない
そんな気がした
肩寄せあった あなたの温もりからは


そう思いながら
あなたの残した植物に水やりをする
本当なら見たくもないのに
私の手で枯らすのが嫌だった
意地を張っていたのかもしれない


黄色くなった葉が落ちる
その度に悲しくなる
あなたを失った事が 
まるでコトリと落ちたようで
私の手から落ちるようで


もっと一緒にいたかった
この気持ちをどうすればいいのだろう
もう恋なんてできない
あんなに愛していたのに、
あなたはなんと想っていたのか


聞けなかった
怖かった
あなたの手の温もりが消えていきそうで
そんな想いが怖くて
でも今は一人きり


今年の冬は寒い
テレビが話している
あなたはどこで体を温めているだろうか
もうそんな心配もすることもない
あなたにあなたの居場所がある


今日は水をやる日
パキラはもう駄目ね
ごめんねと一言
あなたには届くだろうか
こんな風に寒い部屋の中で

アバター
2023/01/04 09:38
徳邑休さん
あけましておめでとう御座います。
今日から学校なんですね。仕事ムードに入ってますか?
私の所も雪知らずです。それが幸せですよね。
アバター
2023/01/04 06:36
おはようさん・・みっちょん・・これが普通だよ。。冬
さぁ今日からは、気分切り替えて・・仕事、生活
元に戻さないと、一年の始まり~
本年もよろしく・・私は・・・・



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