老化の進行の原因でもっとも高いのは、生活習慣病とかコレステロールとか高血圧などではなく『脳を使わないこと』が断トツだそうである。
　つまりものを考えるだけでなく、よく動くことが、体を動かすことが大事だという事である。　いつぞやのクローズアップ現代で介護の在り方について話してたが、あるセンターではオムツを一切使わなくなったらどんどん若返ってきて歩けなかった方も歩けるようになったという事です。　おむつやチューブなどを付けると動かなくてもいいから脳はその機能を使わなくていいと思い退化して行くのである。
　
　そこで気になったのが、歩行矯正ロボットとかの開発が進んでいて、お年寄りが農作業の補助として便利だとかコマーシャルしてたが、必要以上にこれを使うとかえって老化を助長することになるのではと危惧してる。　使う用途を限定しないとまずいことになる。　たとえば半身不随の人の歩行補助とか、倉庫などで数百キロにもなる荷物の積み下ろしとか、お年寄りが畑で大根などを収穫するときだけとか。