Nicotto Town



転生

あの日二人で共に語った、電車の中
お前の笑顔、輝くようだった
いつも一緒なのに、話をしたのは今日初めて
周りが見えないほど夢中になった、ほんのひと時
なのにあれからお前と逢えない日々

台風の様なお前
お前は何処に? どうして俺の前から?


いつもあいつにお前の事を訊き出す、電車の中
3人で通学してた頃がとても懐かしい
はぐらかすばかりで笑ってるあいつが憎い
いつしかあいつとも溝が出来てた、別れのワルツ
去る者は日々に疎しか、一人ぼっちの日々

とても気が合ってたお前
お前は何処に? どうして俺の前から?


ある日暫くぶりであいつと会った、電車の中
泣いて抱きつくあいつ、可愛くなったな
どぎまぎしながら、どうしたんだと訊く俺
涙ですがるあいつが一言、死んじゃった!
何で、どうして、あんな元気だった子が?

幻のようだったお前
お前は何処に? どうして教えてくれなかった!


幾年過ぎたある日、テレビの中で
お前を見たような、輝く笑顔
親子ほども違うのに、この子は誰だ、誰なの?
お前なのか? そんな訳は? 神様!
そうかあの子はお前、お前なんだな~

手の届かない所に居るお前
お帰りなさい、いつの日か会えるだろうか?

アバター
2009/10/22 05:25
ほう、そうでしたか^^
架空かな~とも思いながらも この文があまりにリアルっぽかったのでね。

誰かに運をあげる神様っていいですね。
実は私も自分が現実的な性格だろうと 思っています^^
でも 夢のような世界が好きですよ^^
アバター
2009/10/21 22:12
 コメントありがとう。 少し誤解をなさってるようです。 これは架空の詩ですから、あまり深く突っ込まれると困ってしまう。 投稿した小説の別サイドから見た内容です。 神様が出てくる話なんで、死んでしまった子の願いを聞いてくれたって事です。 それを男も一目見て感じてしまったという訳です。

 でもこの小説で書いた神様のような存在は、確かにあると真剣に感じています。 縁結びではないですよ、運不運を司る神のような存在。 三編ともこの神様シリーズでして、内容は千差万別、これだと結構いろんな話が書けるので、「今度はどの人に運をあげようかしらっ」てね! 本当に気まぐれな神様、翻弄される人間達はいい迷惑かな。

 最初にこんなの書いたから昔の知人が浮かんできただけで、転生なんて全く信じてはいない現実家です。死ねばただ土に返るだけと思ってます。 ただ小説の世界では夢が有った方が楽しいじゃないですか。
アバター
2009/10/21 19:05
他人の空似でもいいから、
逢いたいと想う方なんですね

転生………確かに転生なさったのかもしれません
貴方の想いに引かれて…



Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.