今日買ったスポーツ新聞に、イギリス発 13歳パパと15歳少女出産ママについての報道記事がありがしたが・・・どう思いますか？

　なんとも言いようが無い感じです・・・"やれば出来る"っていう事なんでしょうけど・・・イギリスでは倫理の問題だとか性教育の問題で当然ながら批判的な意見が多い様です。
　今の日本の社会では、生活能力のないもの同士、結婚も認められていない年齢の未成年のこの様な出産は、まず無理ですよね。
　歯止めの利かない年齢の子供を、そういうことが可能な状態の場を作ってしまった親がまず責任を問われるだろうし、気付かず堕胎出来なくなるまで放置したという意味では、双方の親の管理責任も問われるでしょうし。
　かといって、生まれた子供には、人権もあり保護という観点からも、放置しておけない問題ですよね。
　どりわけ、キリスト教国では中絶は認められない教義があり、ますます状況が問題化される様な事態に陥ってしまった感が否めません。

　女性のことはいざ知らず、男はこの時期から20歳前後までが性欲のピークだと思う。
　無限のエロパワーを内に秘め、そのパワーを他のスポーツやら勉強に転化して成長を遂げてる感じすらする程です。
　この時期に、そっちの道を知ってしまうと、他は全部投げ捨てて、それだけの為に生きる人間になってしまうのでは。　生きることの目標･目的が、エロ･快楽・・・刹那的であるほどのめりこみ、すべて「愛」という美意識で覆い、自己完結してしまう・・・
　人は、なかなか死ななくて、その先の人生は長く、エロだけが総ては無くなった時、後悔しても後戻り出来ず、何を想うのだろう。

　異性に憧れても、金銭的にも住空間も社会的にもどうする事も出来ず、鬱々と過ごした若かりし日々は、なんと輝いていたことか、規則に縛り付けられていた時の、反逆心と正義感のなんと純粋な事か・・・
　それを経験として持たぬことの空虚さを思うと、未成年･学生･非社会人の頃の、煩悩と苦悩･劣等感などは、現代人の通過儀礼でもあり、一生の想い出ともなってゆく、得難いものだと思います。
　このニュースの様な出来事は、個人の問題で、一個人としては批判も肯定も出来ませんが、あまり愉快な出来事では在り得ない事象だと思います。
　こういう問題提起を含むニュースは、我を振り返ってみる反面教師としても、役に立っているかも知れません。