Nicotto Town


葉っぱが通る道


リーフがうちにやってきた。(後半)

(後半です。前半よりも長めです。)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 予約していないけれども、別の車に試乗できるという事で、試乗する事にしました。
 初めて実車を見ても、特に違和感なく、乗り込んで出発~。(違和感が無い原因は後ほどわかる。)
 少し走ってから、

(スカイラインと走り方が一緒だ!)

と、思いました。
 父が昔スカイラインを持っていて、免許取り立ての頃に時々運転させて貰っていたので、スカイラインでの走行感覚がある程度身についていました。リーフを運転していた時に同じような感覚で運転できる事に驚きました。ここまで良い意味で期待を裏切る車も珍しい・・・。運転が楽しいと思える車でした。電気自動車に対する価値観をリーフはいっぺんにひっくり返しました。
 しかし、これで買う決断をしたわけではないです。最大の難点はいうまでもなく航続距離が短い事。現行のリーフでも最高は228km。これが問題にならない事です。

 後に日産のノートとトヨタのプリウスとアクアを試乗し、この3台にリーフを買い換え候補に入れる事を決めました。
 どの車もそれぞれ一長一短がありまた。
 ノートは唯一、内装に難がありました。先代車ティーダの後継のはずですが、ノート・メダリストでも違和感が大きかったです。
 アクアは当時世界一の低燃費を誇っていましたが、試乗して性に合わない車だと思いました。(この時に、車は即決したいと思っても必ず一度は試乗するべきだと思いました。乗ってからわかる事も多いです。)
 プリウスは、文字通り完成度が高く、よく見かけるのもおかしくないです。しかし、実は、長距離運転で体を痛める人がある程度いる事(知り合いの一人もそれで腰を痛めた。)や、アクセルとブレーキの反応が遅いという欠点を抱えていました。ハイブリッド車は元からそういう性質があるらしいですが、アクアはむしろきびきび動く印象があり、同くモーターで動くリーフはスポーツカーのような動きをするので、これが最大の仇になりました。他のモーター車に比べて走行性能が低い車だとうつってしまったのです。ハイブリット車の所有の夢はこうしてお蔵入りになりました。

 最後に途中から候補に入り込んだリーフは、いろいろ調べているうちに航続距離の他にも暑さ・寒さ・登り坂に弱いという弱点を抱えている事がわかりました。また、いろいろな人のレビューを見ていてある事に気が付きました。中間の評価が少ない・・・。ほぼ最高か最悪かのどちらかに評価が固まっており、内容がかぶっている所もありますが、車の感想と言うよりは電気自動車(という新しい概念)自体が受け入れられないらしい反応や無意味な自分の主張を出していたりして評価が当てにならないケースが他の候補車より見受けられました。(暑さ・寒さに弱い点や航続距離・外見に難がある事は言えてますが・・・。)
 そこで、本命である事を伏せてもう一度リーフに試乗したい事と試乗コースの変更を担当者に頼みました。この時既にプリウスが対抗馬に上がっていると知っていたからか、担当者はOKを出してくれました。こうして夏真っ盛りの猛暑の中、その試乗車はとある上り坂を走り抜けたのですが、長い上り坂でもない限り、むしろガソリン車よりも綺麗に走り抜ける性質である事に気が付きました。トルクが神がかっていると言われるゆえんですね。
 また、私は元から走る距離が短・中距離の場合が多いので航続距離は気にならない場合が多く、充電設備も数年前に比べたら急増している事、アパートやマンションで暮らしている人で保有している人がいる事から、私の場合はリーフは使える車だと確信を持ちました。
 また、リーフの外見が気にならないのも、直接のベースになった車がティーダの電気自動車実験車両だったことからか、内装もティーダの雰囲気が残っている上に、外観も面影はあるからだ。

 こういうわけで、交渉の上、リーフの注文書に判子を押し、今月の某日、リーフはうちにやってきたのでした。





Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.