新世紀エヴァンゲリオンの得体の知れない人智を超えたキャラクター、水色の髪があまりにも有名な「綾波レイ」を育成教育して、人間らしいキャラクターに育てよう・・・というゲームがコレ、「綾波育成計画」です。私は、Windowe版を買って遊びました。
　なんせ。一番人気のアスカより、レイの方がなんとなく好きなんです。

　購入後、届いたパッケージを開けると、ネルフ三尉 綾波レイ教育係の辞令証書が、入っていて、、さあ！ゲームの開始です。
　碇ゲンドウ総司令のころに連れて行かれ、綾波レイ教育係の辞令を受けて、レイとご対面。それから、１週間単位で学校の授業を交えた教育プログラムを組んで実行していく・・・そういう流れで進行してゆきます。
　レイの、身体能力、精神面(感受性・フェロモン値・社会適応性など)を教育する為に、学校の授業を組み入れ、体力強化や、美術・音楽などで感受性の強化、教育係のプレイヤーが面談して、プレイヤーが好きな動物や地名・建物・食べ物・音楽・人物名・遊び、色々な職業と役割、それの好きな理由や、職種のメリットなどを教えるメンタルトレーニンフの時間を作ります。
　これがやっかいで、１回目はイイんですが、数回続けても、１度教えた単語や意味はしっかり憶えていて、だんだんボキャブラリーが限界になっていきます。
　ですので、フザけた事を教えても、レイにしっかり憶えられていて、たまに独り言で「私、団地妻になりたい。だって、社会に貢献できるもの」とか「私、Ｔバックギャルになりたい。だってカッコイイもの」とか、壊れ気味になってしまいます。
　一緒に出かける行楽として、遊園地・海水浴・映画などもや、当然、ネルフでの戦闘シュミレーションや、ATフィールドの訓練も、教育プログラムに組み入れていきます。
　当然、レイの疲労の数値が高くなりますので、休みの日は、食事・スイーツ・飲み物・雑誌や小説などを購入して、お店や公園で食べたり飲んだりして、補います。プレイヤーには、三尉としての給料が毎月出て、それで、先ほどの疲労回復の食事やサブリメント、小説・雑誌などの社会適応性を高めたり、服や靴、レイの部屋の内装などを、給料を計画的に使い、辛抱して貯めたお金で、感受性の上がる部屋の内装や、社会適応やフェロモン値の上がるキャミソールやパンプスなどの普段着を購入したりして育成していきます。
　当然、本編と同じに使徒が新東京を襲ってきます。その時はミサトから連絡が入り、レイをネルフ本部に連れて行くます。
　レイをガッチリ訓練していれば、本編と違って、零号機が強くて使徒を倒す役目になったりします。
　行事で、期末テストや遠足・夏祭りで花火・修学旅行・クリスマス・元旦のお参り、夏休み(期末テストの結果次第で補習あり)などがあります。
　何度かやってて、気が付くんですが、アニメでも同じ習性で、レイは社会適応とフェロモン値(女性性・色気？)に著しく欠けているんです。ゲーム開始時の数値が社会適応とフェロモン値だけが０(ゼロ)なんですね。
　それで、社会適応とフェロモン値が上がらないと、クリスマスに食事に誘うと「総指令と約束がある」と断られてヘコみます。で、早めにビキニの水着を着せて海水浴に何度も誘ったり、ビスチャ？っていう露出の多いミニスカの服を買って着せたり、薬局でフぇロモン値がガツーンと上がる高いドリンク剤を飲ませると、シンジに興味を持ちだして、「笑えばいいと思うよ」のところが、プレイヤ－に回って来なかったり、クリスマスは碇君たちと約束がある・・・とかで・・・ポツン
　で、正月を過ぎてフェロモン値をドリンク剤でがっつり上げると、プレイヤーに、レイが恋愛感情を持ってくれます。画面に「レイが恋愛モードに入りました。」と出て、レイに会うと常にレイのほっぺが赤くなっています。で、エンディングまでラブラブモードで終了。
　この状態でなければ、フィギュアで有名な「ネコミミ・綾波」の服を着てくれません。「三尉が喜ぶなら・・・」なんてね。それ以外だと、値段がすっごい高いのに「イヤよ！そんな服!!」と・・・どんより。
　この、ネコミミ綾波のコスチュームが、ニコットのクマミミ・ネコずっくのネタ元だと思います。
　全員破裂して死ぬ時でも、レイが迎えに来てくれます(素っ裸で)・・・幸せな破滅を味わえる時もあります、
　レイが、プレイヤーに対して恋愛モード入らなければ、孤独に死んでいって、Game Overになります。
　このゲームは、途中、修学旅行の沖縄でのレイの写真や、買ってきたおみやげや、私ネルフ３尉の部屋で、楽しく過ごしたクリスマスの夜の思い出とか一朝の夢を見させてくれて、エヴァ・レイ派の人には夢・・・まさに夢のようなゲームでした。