はじめての一人暮らし 其の弐
- カテゴリ:日記
- 2009/02/26 22:11:54
○田東口の13階建ての□ンライズ○田の901号室に到着した私は、管理人室で受け取った真新しい鍵でブラウンに金のアラベスクの装飾ある洒落たドアを開け中に入りました。たかが2LDKでも1人には広すぎる感じで、備え付けの下駄箱、クローゼット、キッチンのシンクレンジ台、その上の換気ダクト以外なにもない殺風景な空間に、私の私物の段ボール箱6個、布団カバー・・・さて、どう配置しようかなぁ・・・
でも。・・・家具・・ギターアンプしか無かった・・・・・・なんとかせねば・・・
と、その時ピンポーン んっ管理人さんかなぁ・・ガチャ・・・・・・。
おばあちゃんだった。「どうしたの」「いやっ。家財の整理が心配で、やったぁげるよ」
「うん。じゃあ」・・・おばばが、コマネズミの様に動き回り5分くらいで終わる。
「はっはっはっ。殺風景だねぇ・・・貧乏くさいねぇ~。まぁ、コレで充分だよ。若いうちはさ。」
「そ・そうかな・・(んな訳ないっつうの!)」「三蔵、お茶入れてくれよ」「はぁ?」
「男は台所でウロウロするなって、いつも言ってたじゃん・・・それに、ガスコンロ無いし、お茶っ葉も無いし、急須も無いよ」
「あらあら、バカだねぁ・・・今日からここに住むんだろ、ここじゃあ、おまえがやるんだよ。」「・・・・・・。」「そのみかんの段ボール箱に、全部入ってるよ。あたしが梱包して、ついでに持ってってもらったからさ」「うん?そうなの・・・あっホントだ!!」
でも、すんげぇボロい・・ガスコンロ。鉄錆びで出来てるよコレ・・
「これって、古いの?」「新婚の時に使ってたヤツなんだわ。昭和26年だったかな・・・買ったの・・」「しょしょ昭和26年????」(分らん、どれくらい前だか想像できないっす・)
ガスのホースを繋いで・・・
この黒い輪っかで根元を押さえんだな。うんうん。で、どうやって着火すんの?コレ。
「おばあちゃん、コレどうやって着火すんの?」
「ふぅ~・・・学校で何習ってんだか・・・ここを、少しひねって、マッチで点けんだよ。ホラ!・・・で、あまりこのレバ^をひねると火が大きくなって、やかんが煤で黒くなるからさあ・・・このくらいの青い火が点く様にすんだよ。もう・・・おぼっちゃんは、困るよホントに!」
「で、なんで、このデカイ薬缶なの?」「・・・(もう・・バカがぁ)・・・夏にさぁ、この丸っこいデカイ薬缶に氷を一杯入れて水を入れとくと、1日美味しい水が飲めんだよ。いつも飲んでんじゃん。」「・・・うん・・」
出来たお茶を持ってく「うっ!うえぇぇぇぇっ」「えっlなになに!」
おばば、信じられない早サで立ち上がり、台所へ行って、急須の中を見る。
「こんなにお茶っ葉入れるバカがドコ居んだよ!!」おばば、急須の中に手を入れて、茶っ葉を大量に穿り出す。「このくらいで、イイんだよ。苦くて・・・うぇ~っ・・・」
っつうか、急須も何気にデカ過ぎるんだよなぁ・・・
「もうイイよ!今日だけは、あたしがやるから!!・・・・・・おまえ、なにか出前頼んどくれ」「・・・え~、でも、来たばっかで店とか知らないし・・・」
「このマンションの下に、とんかつ屋があっただろ?」「うん。」「あれでイイよ」「うん。」
「でも、電話番号知らないんで、行って頼んでくるよ。」「そうしな。」
「じゃあ、行って来んね。」
・・・ただ、出前はやっていなくて、出来るまで待って、とんかつ定食を、持って部屋に帰る。も、おばあちゃん・・・熟睡・・・ゆすってもおきないし・・・・
しばらく、ほっとく。
初めての一人暮らしの、記念すべき最初の夜なのに・・・(泣)
こんなんで悪いっすけど、まだまだ、”つづき”ます。
この夜は・・・次回を、待って!
こうやってさぁ・・・
みんな俺よりおばあちゃんと仲良くなってね、
年賀状にも
おばあちゃんの名前が先に書いてあるんですよ。
自分じゃ、1枚も書かんくせに・・・
俺、一生脇役っすね^^
さすがに、鋭いっす。
愛情・・・愛らしさ・・・・・・う~ん。(;∀;)
正気じゃ、付き合いきれません。マジ!キッパリ!!
愛情たっぷりおばぁ様(*´▽`*)。
憎めない愛らしさ満点おばぁ様(*´▽`*)。
けど、なんか・・やらかしそうな雰囲気!?
えみりーさんまで、
あのおばばに騙されては・・・・
いけません!!!
次回、今夜0:15分頃。
投稿します。
おばばの、計画が
着々と進行している事を!!!
恐るべき・・・全貌が
明かされます・・・。゚(●゚´Д)ノ。゚ウワタァァァ・・
しっかりお茶セットを用意してくれていたとは、さすが~
(ところで薬缶って、やかんのことだよね?)
おばあちゃんに「ぼっちゃん」呼ばわりされてしまう三蔵さんてw
でもまあ初めてのことなんだから仕方ないよねーw
あっ失礼しました。あまりにほほえましい状況だったもので・・・
三蔵さんとおばあちゃまのやり取り、目に浮かびます。
大らかで太っ腹でいて優しく思いやりのあるおばあちゃま、このおばあちゃまに
時には厳しく時にはやさしくきたえられた三蔵さんはやっぱり
すてきな受け答えをしていらっしゃる。。。。
このあと どうなるの(・・? 気になる・・・
可愛いぃぃぃ・・・・
心配ぃぃぃぃ・・・・
でも・・・
ホントは・・・。
ひいぃぃぃぃぃ。゚(●゚´Д)ノ。゚ウワタァァァ・・
な、
展開に・・・・・・
ザンザンザンザンザンザンザンザン←意味ナシっす^^
愛情ぅ・・・確かにナイコトモナイんだけど・・・
やがて・・・計画的な・・・犯行が。
その全貌をぉぉぉ
見せちゃう・・
んだよ!!!!
アレさぁ・・・
やさしいんだか・・・なんなんだか・・・・
其の参で明らかに・・・
ダメッ子同士、勝負だな(☆,_+) キラ~ン♪
負けんぞ!キタ━。゚+.ヽ(´∀`*)ノ ゚+.゚━!!
主人公は私ですが・・・
家に帰って来てから、常に脇役・・・
本当に一人暮らしで、問題に直面するのは、其の四からです。すいません^^
心配だったんだね~ 三蔵さんのこと・・・
心配して来てくれるなんて優しい方なのですね♪
それにしても、若かりし頃の初々しい三蔵さんが新鮮ですww
綺羅々も三蔵たんのおばぁちゃんにもっさ怒られそうだ・・・(;∀;)
わからないって、こういうことなんだぉね~ヽ(´ー`*)ノ フッ
も~お祖母ちゃん最強だね!さすが!
三蔵君のお祖母ちゃんなだけはある!
でもお祖母ちゃん心配だっただろうね。
疲れて寝いってしまうなんて、なんだかいとおしいね。
ちゃんと毛布はかけてあげたかな?(笑)
なんだかとても、おもしろいんだけど、ラブリーな思いでですね。
三蔵君のまた違う一面を見れた感じします。