はじめての一人暮らし 其の参
- カテゴリ:日記
- 2009/02/28 00:52:03
「んっ、・・・今何時だい?」「10時50分」「・・・」・・・・・・よく分らないが、むっくり起きたおばあちゃんは、黙々ととんかつ定食を食い始める・・・俺も、とりあえず食う・・・
食い終わり、2人で、お茶を飲み、テレビを何気に見てると、おばあちゃん、すっくと立ち上がり「帰る!」「はぁ?・・・電車もう乗り継ぎ無いよ。泊まってくんでしょう?」
「イヤだよ。こんなトコ!」「(本人を目の前にしてえ?普通言う??)・・・タクシーで帰んの?」「いいや!おまえの二輪車に乗せてもらう!」「二人乗りでぇ・・・危ないよ・・・止めた方よくない?」
「いやいや、帰る!・・眠れんよ。こんなトコじゃ」(こんなトコって・・・あのなぁ・・・)
「俺、男しか二人乗りした事無いしさぁ・・・本当に危ないよ。お願いだから止めようよ」「2人で死んだらどうすんの!」「イイじゃん!それなら、それでさ。」「・・・・・・」
「死んでもイイん?」「うん」「はぁぁぁぁ・・・・(わがままなやっちゃなぁぁぁぁ・・・)」
この頃、高2の時に、先輩から貰ったヤマハSR350cc乗ってたけど、タンデムって危ないので、女の子は乗せた事が無いし・・・18の少年が65歳のおばばとタンデムして死んだらワイドショーに出るかも・・・まあイイや・・安全運転で・・・この部屋から環八見えてるし、迷わないだろうしさ・・・「じゃあ・・・行く?」「うん」「ハァァァァァァァ・・・・・・」
黒いヘルメットを被って灰緑の和服を着たおばばをうしろに乗せて、SRの単機筒のドッドッドッという排気音を夜の街並みに反響させて環八を新宿方面に・・・
快調だぁ!車も空いてるし・・・たださぁ・・・異様だよなぁぁぁ・・・
単車、股開いて乗んなきゃなんないじゃん・・・和服だよ・・・おばばの紅い七分丈のももひき丸出しで。帯から下が風を巻き込んで棚引いてる格好って、廻りからどう見えてんだか・・・。
その日のおばあちゃんは、今に比べればかなり若々しく、白髪の混じった髪はいつになく綺麗に結い上げられて、上品な無地の灰緑の和服に銀色を主体にした帯を締め、大変お上品な風情で、旅館の女将くらいはガッチリ大丈夫な感じの、当時の私の目からは、ギリギリアウトの線で、年配の方ならOKの線だと思うのですが。本人は知ったこっちゃない感じで、なんか相当楽しんでる感じなんですよ??
カーブ曲がる時に、単車を曲がる方向に少し倒してノンブレーキで突っ走ろうろ思いきや、おばばは恐いのか、反対側に体を持ってくんで・・・曲がり難いし・・・危ないっつうの!ハァハァハァ・・・・・・心臓止まりそうになるよ真面目にさぁ・・・ちょっと停車。
「おばあちゃん、あのさぁ・・・単車傾けても危なくないし、そいうしないと曲がらないんで、逆に体重掛けるのは止めてよぁぁぁ! 頼むから、ただ、そのままジッと乗っててよぁぁぁ!」「・・・んっ、分ったよ。面白いねぇ二輪車って!」「じゃあ、頼むよ(二輪車ってヤメテ・・・力が抜けるんでさぁ・・・)」「じゃあ、もう新青梅街道に入ったから、もうすぐ着くよ」
「よーし!行け行けぇー」「はぁぁぁぁぁ・・・(なんでノリノリ・・・力入んねぇ~よぉぉぉ・・・)」
その後、対向車もほとんど無くなり、おばあちゃんのテンションは上がりっぱなしで、「風が最高だねぇぇぇ!」とか「おまえも、もう男だよ。頼もしいねぇ」とか「腹筋はおじいちゃんより締まってるよ。うんうん。」とか・・・もはや意味不明でさぁ・・・・・・しかし・・・周りからどう見えてんだろ・・・恐ィョョヨヨ∃"ヽ( ゚∀゚)ノ"ョョヨヨ∃ゥ!!
挙句の果てに「もっと、スポード出ないのかい!」とか「おい!あの車を抜けよ、なぁ、抜けッたら抜けぇぇぇ!!」・・・抜かない・・・抜けないよ、こんな道幅の狭いワインディングロードじゃさぁ(多摩湖周り)・・・ホント死ぬって・・・・・・
・ ・・・・・もう・・・死神が近くまで来てんじゃないかぁ・・・・・・
無事、着きました。我が家へ。
おばあちゃんは、単車を飛び降り、嬉々として家に入っていきました。
「今日は、俺、こっちに泊まるわ。」
始めての女性とのタンデムが、おばば・・・・・・
・ ・・実は、おばあちゃんは単車に1度でいいので乗せて欲しかったらしいんです。計画的犯行だったらしんですが、孫の身にもなって考えて欲しいっすよ。
ただ、この頃、今より大胆に、しかも反射神経もピークだったと思います。ひとたび単車に跨れば恐いものなどなにもない頃でした。今は・・・・はぁ・・・燃えカスかも・・・
・
初めての一人暮らしの、記念すべき最初の夜だったのに・・・(泣)
まだまだ、”つづき”ます。
ただ、訪問して頂いたのに
お返しできないのも申し訳なくって^ ^;
三蔵さんのことを嫌っている訳じゃないんです
きっと彼女も私の足跡三蔵さんの
家で見ると嫌だと思いますしね^ ^
交流やめておこうかと思ったんです;
ごめんなさい。
訪問拒否の設定にさせてくださいませ
もう私のことは気にしないでくださいまし^ ^
余計気を遣わせてしまって
ごめんなさいね><;
ああ言われるのが相手の方を宥める
方法としては善いのはわかっていましたが・・・
それでも何が本心なのかにゃふふには判らないのです
これも言ってはどうかと思いますが
にゃふ宅の過去ブログで
彼女から厳しいお叱りを受けました
こちらに非はあるので
それでせめて謝罪を
伝えにいこうと伺った先で
偶然三蔵さんのコメントをみてしまったのです
こちらの謝罪は彼女が書き込んでくれた
私の過去ブログでお返事しました
彼女の返事はまだですが
おそらく確認されるとは思うので
にゃふふのブログでもしも
あの三蔵さんのにゃふ宅でのコメを見ると
傷つくのではないかと思います
三蔵さんは素敵な方なのだと思っております
知識豊富で自分にも厳しくて
そしてこんな些細な揉め事にも
気を配って下さるのですし
ただ、漠然とお話してみたかった
だけなんだと思います
でも、これで終わりにさせてください
今まで有難うございました^ ^
そして彼女が旦那様とが
幸せに過ごしていけると良いと
思います。部外者ながら・・・
上の記事へのレスを別記事に書き込みます
とかきましたが↓に書き込ました理由で省かせていただきます
この文面のお返事がもし頂けましたら確認しにきますが
それ以降の訪問はやめておきますね
たまたまですがゆかさんのブログにて
三蔵さんが私のことを礼儀知らずだと
言われているの読みました
大変申し訳ありません
あの記事はたまたまですが
にゃふふは2010/03/11 21:32の
お返事のお返事として
書き込んだものなので
別記事にお返事するのもどうかと思い
そのまま書かせて頂きました
覗き見するつもりで行った訳ではありません
また、非礼な人間だと思われて
お友達続けるのも忍びないですし
にゃふふとの交流はなくして頂いて構いません
この記事に書き込むのも失礼ならば
消していただいて構わないので
これからは訪問控えようと思います
お友達登録も解消して頂いて構いません
迷惑かけてごめんなさい
ヨカッタァ^^楽しんでいただいて。
忘れたい思い出を書いてしまって・・・わらってもらえなかったら、つらいかも・・・彼女しか知らない話でさぁ。
俺、結局この後も、女性は1度も単車のタンデム、無いですね。
万が一って事もあるし、責任とれませんよ。
おばあちゃんの時は、あんまり頑固で、全く引かないので、もう一緒に死んでやろうみたいな気持になって乗せてしまいましたよ・・・結構な距離で、私も若かったので相当荒っぽい運転も、空いていたのでスピードも・・・おばばは、さすがだと、その胆力に恐れ入りましたよ。マジメに^^
どうしても敵わないんでしょうね。一生さぁ。
愛情・・・ホントですか
あんま、かんじませんが・・・
でも・・・恥ずかしながら、小学校5年まで一緒に寝ていましたよ。
男性の性の部分が目覚めるのは遅かったんでは・・・
一人で寝るのが・・・恐かったんですね、其の頃まで。
あぁ・・・・・書いちゃったけど、事実だから仕方ないです^^
やっぱり 人生長くやってると 頼もしくなるんだ!
特に女性は・・・!
それに 三蔵さんへの愛情を ものすごく感じます(゚ェ゚(。_。(゚ェ゚(。_。*)ゥンゥン
ホント、忘れたいのに書いてしまいましたよ・・・・
こういうのが、貯まると・・・ほら。
なんか落ち込む・・・に
なっちゃうんですよ。マジメに^^
ほんとにすごいです。
やっぱ歳なんて気にしちゃいけないのね!
あと、三蔵さんの運転も器用だったんじゃないかな?
夜のドライブ、おばあちゃん楽しんでくれてよかったね♪
なんだかネタ満載なブログだね^^
がんばってね、次はなにが起こるのか・・ワクワクです。
私は決して最高では・・・・・・・ない!っていうか脱力感∞っすわ。
唯一の優しさを感じるのは・・・
深夜12時過ぎに出発するように、周到に計画されていたトコでしょうか?
あんな、嫁さんもらっちゃった、おじいちゃんに頭が下がります。
おじいちゃんって、信じられないくらい無口なんですよ。
なので、毎日、おばばの独演会です。今でも・・・^^
「ぜひ紅のモモヒキを拝見したかった!」
って、俺はあおさんの、犬ZのピチTみたいなレインコートは見たいっす!
まさか、こんな事になるとは・・・゚(●゚´Д)ノ。゚
なにもやらかさずに帰るとは、思っていませんでしたが・・・
孫の身にもなってほしいです・・・ダメかぁ・・・
うっ・・・そうなんですよ。
折角、先輩から、譲ってもらった大切なバイクの初タンデムが悪夢に・・・・・・
和服は、おばあちゃんの正装なんだけど・・・
なにを、考えてんだか。
全然、恐がらないしさぁ・・・
おばばが一番・・・恐いって^^
体をくっつけられると、スッゴイ運転し辛いよね。
腕に体重が掛かってさ
この時、事故ったらマズイと思って、最初にレクチャーしたんだけど・・・
お尻に体重を掛けて、腹か腰骨のトコを持って乗ってよと。
でも、カウルの付いたやつよりは、ヴィンテージタイプの方がタンデムし易いよ。
アメリカンタイプだと、もっと楽だし・・・フルカウルのレーサpタイプは、タンデムするべきじゃないよ。
後部座席が高い位置で、どうしても抱きついてしまう幹事になるし、傍目も悪いから。
でも・・・和服で紅いももひきよりは・・・なんでもイイんじゃないでしょうか?
我に返ると・・・はぁぁぁぁ々(´_ _`)
素敵です!!最高です!!
着物の袖をはたはたさせながら、18の男の子の後ろに乗っかってるお祖母ちゃん。。。。
イケてます(*´▽`*)♡
三蔵さんの初めての女性とのタンデムずっと狙ってたんでしょうか?w
やっぱり期待を裏切らないおばぁ様!!
ぜひ紅のモモヒキを拝見したかった!
さすがは三蔵くんのお祖母ちゃんだ!
いい味だしてるね!
しかし無事でよかったよ(苦笑)。
もしかして記念はいつもお祖母ちゃんに先取りされてしまったのかな?(笑)
スーパーおばぁちゃんだwwwwwwww
綺羅々も初めて後ろ乗っけてもらった時は恐かったぉ(;∀;)
。。゛(ノ>ω<)ゝヒーッって声出たもんwwwww
運転し辛いから、ベッタリしがみ付くなと怒られましたΣ(ノ∀`*)ペチッ!!
それに比べて三蔵たんのおばぁちゃんはすごいwwwヽ(´^ิ益^ิ`)ノ