ところで・・・ブログの見出しに使ってる「アキレス最後の戦い」って、なんなんだ？と、疑問に思って頂けない？　
　あ～･･･またウンチク垂れンだろう･･･てか（；∀；）
　脈略の無い一言って、オモロイと思って付けたのは事実ですが、
　昔、父のＬＰレコードで聞いて、すっかり虜になってしまったレッドツッペリンの曲名です。好きなんです。只それだけなんです。　

　一昨日のゆりさんのブログで、メキシコで仕事の時に、現地の子供が「ワン・ダラー」って集まってきて、収容が付かなくなって追いかけれれて、警察にライフルで狙われた・・・っていう恐い話をブログで見たんですけど、それで、忘れていた淡い記憶が甦り・・・先にこっちを書きます。

　私が１０歳くらいの時、１９９０年くらいですね。
　仙台の親戚がお正月３が日ウチで過ごして、おじいちゃんと私で上野駅に見送りに行ったんです。
　新幹線じゃなく、ユックリ急行で帰ると・・・その古めかしいディーゼル機関車が羨ましくて、おじいちゃんにこの汽車に乗ってみたいとか駄々を捏ねてたんです。
が、おじいちゃんも乗ってみたいらしくて、職場に休暇願いを出して、冬休みの私と一緒に、急行列車で終点青森まで行って、帰りは適当に３箇所くらい泊まって帰って来ようと・・・とてもアバウトに決めて出掛けた事があるんです。
この計画を推進した要因に、おじいちゃんも私も、本格的な雪国を見た事が無くて、仙台の親戚くらいじゃあ、吹雪とか見れないだろうっていう要因も混じっていました。

　さて、適当に着替えとか持って、確か「急行・十和田」だったと思う。で、夕方、上野駅を出発しました。
　帰省ラッシュと反対方向だったので、全然空いてて、急行だと凄い遅い。ひたすら遅いんです。
　どのくらい遅いかと言うと、山手線や京浜東北線にビュンビュン抜かれてゆく・・・くらいです。本州最北端までいったい何時間掛かるやら・・・時刻表を見ると２５時間３？分！！
車内の内装は木で出来てるところも多く、全体的に薄汚いし、荷物を載せるネットなんか色褪せてしまって、元の色が分からないくらいです。停車時間も長くて、弁当を売ってれば必ず買ったり。周りが汚い床に新聞紙を敷いて熟睡してる人も多いし、そこら中酒盛りで、もはや無法地帯状態でしたので、楽っちゃあ楽で、あえて、途中から乗ってくる人もいなくて、完璧に貸切状態でした。
真夜中なんて、見も知らない駅で延々と停車してたり、貨物を連結してたり・・・もうどうでもいいですね。でも、こういうのが見たかったし、体験したかったんですよ。
　夜が明けて、停車駅で弁当を買うと、空気が大分冷たくなって来ている事に気付く、やがて雪に覆われた山々が見えてきて、昼過ぎには車外の景色は所々雪が積もってる比率が多くなって来る。でも、景色を飽きもせずにずっと見ているのは、私とおじいちゃんだけで、周りは相変わらず熟睡してる人と酔っ払いの乱痴気騒ぎのみで、上野駅を出た時と状態が全然変わらない。
　午後４時ごろ、辺りはもう一面の冬景色、こんな真っ白な景色は生まれて始めて見た、おじいちゃんと私は景色に夢中・・・も、辺りはすっかり暗くなって来る。
　真っ暗でなにも景色は見えないので、雑誌や漫画本で時間を潰し・・・とうとう着いた青森駅。
　時刻は午後９時半を過ぎていたと思う。車外に出ると、体験したことの無い身を切るような冷気・・・ホームが凍ってツルツルだし、ところどころ雪が吹き溜まりになっている。
　改札を出て、駅の外に出てみると、あたり一面真っ白！しかも地面の粉雪が猛烈な風と一体になって視界が１０ｍ利かない・・・
　　凄ぇ・・・これが吹雪って言うんだ・・・

　　　　　完璧に２０００文字超えていますので、
　　　　　　　　　　　　　明日に、続きます。
　　このままじゃあ・・・なにも始まっていませんので・・・

　ﾟ(●ﾟ´Д)ﾉ３月２３日００：０５ つづき投稿ｵｵｫｫｫ･･････ｼﾏｽ｡