漫画…やっぱり「新世紀エヴァンゲリオン」。
　これを、越すものが１４年経っても…ない＝超思い入れとともに見ていないので、皆さんが話題にしてる新手の漫画・アニメを、皆さん以上には、熱く語れません。

　もともとの、オカルト趣味とがっちりリンクしていて、綾波レイの非人間的な性格が、仲間やシンジとの交流で、少しずつ女性的な自我が目覚めてくるところとか…ですね。
　オカルト趣味でのリンクは、ゼーレの人類補完計画の骨子がユダヤ神秘主義カバラにあるところです。知ってる人がみれば、一目瞭然です。
　劇場版だと、空に巨大な生命の樹が現れる…など、やるナァ…と。
　エヴァでので終末論の設定は(。-ˇ.ˇ-。)ん～？穴だらけで｢それは無いちゅうの｣と、突っ込み所満載なんですが、アダム・リリス・リリンって言う言葉が出てくるだけで凄い…
　エヴァの中でのリリスは、ターミナルドグマの巨人と、その細胞から創ったレイ。ていう設定ですが、アダムの最初の妻。っていうのは当たっています。
　実際のカバラの教義は、アダムの最初の妻で、アダムの専横がイヤになったリリスは、エデンを去り、ルシファーの子を産む。それがリリンと呼ばれる我々人間の祖だと。
　エヴァではリリスは、リリンのしもべと言うことになってますね。
　かなり前に「天使論」の時のブログにも書いたんですが、リリスの場合は、元バビロンの主神で、大地母神信仰から派生した神格で女性神だったんです、男性神であり唯一絶対神であるヤハウェイ(在りて在るもの)しか認めない、ユダヤ教・イスラエルとの敵対関係から、女性神である為、月を司る冥界の女王って位置づけに。しかしその後両国は和解して、４大天使の１人ガヴリエルに。ガヴリエルの象徴が百合の花(リリー)からも歴然です。
　一方ガヴリエルと並びそれ以上の筆頭の天使の中の天使。神に次ぐものとして、大天使ミカエルが居ますが、これは古代アッシリアの主神で、当時最も栄えていた先進国で、憧れもあって筆頭の大天使に。

　エヴァンゲリオンって漫画は、終末論の影を引きずって、全体的に暗い重々しい流れですよね。
　その中にあって、ほんの短いシーンの、青空の下の学校生活、ミサトとアスカ・ペンペンとのひと時が、ヤケに輝かしくかけがえの無い平和を感じさせてくれるんですね。
　ビジュアルの良さも相まって、男女を問わず入り込める・・・不滅の名作だと思います。
　新劇場版・序・・・のあとはどうなるんでしょうね(。-ˇ.ˇ-。)ん～？
　俺に任してくれれば、オカルトファンもアキバ小僧も度肝を抜く展開に持ってってみせるのになｧｧｧ…絶対在り得へんけどね・( (　(｡。!!!)　) )　どよぉ～ん！！

最後まで読んでくれて、ありがとう (*´-｀*)

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