前回の考察では、色と空が同じものだという所が、重要だと考えて、
　色＝物質。空＝空間。として、これらを同じもの。
　この「色＝物質。空＝空間」は、般若心経の宇宙論っていう本で取り上げていた言説で、本では、素粒子として同じだと説いていると思います。
　言い換えれば、対化として、素粒子以外の解釈で、等化する為には、惑星次元を持ち出す以外思い付かなくて、惑星次元で説明を試みた訳ですけど･･･

　で、この前この話題でブログを書いたとき、惑星次元について触れたコメントは、ほとんど無くて、空＝無と考え、それぞれ独自の自説を書いている方がほとんどでした。
　空＝無ならば、「色即是空」とは書かないと思うんです。般若心経にはこの後、無っていう字も有っていう字も出てきますし･･･
　無からは、何も生まれないと思うんです。「無」自体は存在の対化として、必ずあるはずだとは思います。が、それは、無限の円環から、はずれた存在で、そこに落ち込むと、消滅以外無いと思います。
　怖いと思うかも知れませんが、苦悩から、解き放たれるのは、解放だけでは無く、無になって消滅するのも大いなる癒しだと思います。

　空間と物質を対化として等化するには、惑星次元を持ち出す以外思い付きませんけど。空間と時間が対化だ。と言うのは、簡単に解かるはずです。
　１万光年離れた星の輝きは、１万年前のその星の輝きが、今見えているので。
　要するに、遥か遠い距離(広さ)を取ると、時間の逆行を伴う･･･と。また逆も言えて、時間の逆行は空間の膨張を伴う･･･と、膨張しない宇宙空間は時間が存在せず。存在できないと言う事です。
　総てのモノの存在として、陰陽、正反、表裏、併せ持たないと存在できないと言う大前提があると言われていて。これは、正しいでしょう。多分。

　前回のブログコメントが、皆さん私の提起した、惑星次元に触れずに、総ては無だ･･･とか、全員違うことを「色即是空」に感じてるのを見て、ピンと来ました(｡☉ ☉｡)☆
　そもそも般若心経は、古代インドの聖典「ヴェーダ」の中にある大般若経･･･積み重ねると17mあったとされる莫大な量の情報が、叙情詩の形で書かれていたと思うんですけど、つまり、あらゆる対化を等化する事を連綿と列挙していたと思うんです、もし、今それを見れれば、重力の対化も解かって、反重力機関の根本の考えや、かなりの真理を解読できたと思います･･････それら諸々の事を、ひっくるめて対化を等化する事を「色即是空」と言っていると思います。

　ここまで来て、ようやく判った気がしてきました。
　人間の思考は、小さなものが寄り集まって一つの物質または生命体を形作っていると思っているし、事実そうですよね。
　そういう思考の傾向が、あらゆるものを細分化し多様化した混沌を生み出していて、情報の無限増殖を絶えずつづける傾向にあり、一面では宇宙の果てマクロから、ミクロの世界まで知り尽くしたような驕りさえある･･･
　しかし、本当の進化とは、２つの正反なるのもを、１つのモノの対化・表裏と捉え等化する事･･･無限増殖した混沌を、あらゆる意識の次元や、物質の次元の、正反２つのモノを、１つに等化していって、最後の最後には、完全なる「１」なるものに持ってゆく事が、進化の頂点であり、無限の混沌を合わせ待った「神」と呼ばれるものだと思います。
　総ての相反するモノを備え持った「１」なる神の、反映･対化として無限の細分化･多様化をもつ「人間」を射影として作り出し、完全な「１」なる存在の神は、その対化として「ゼロ」なる完全無の世界も同時に作り出す･･･と。

　般若心経の言う、三世の諸仏とは、父と子と聖霊、または人間と天使と神の事で、三脈三菩提を得給り･･･とは、総ての混沌･･･無限に多様化した人間の意識の次元、無限に細分化多様化した物質の次元、イデアの次元、すべてを兼ね備え等化した「”１”なる神」を指して言っていると思われます。

　これは、真実の般若心経の根幹にかなり近いと、私、ニコ三蔵は思っています。
　やっぱり、人の意見って大事ですよ。どんな事でも参考になるもの(｡･ω･｡)ﾉぁぃ♪
　一人で考えると、煮詰まｃｖちゃうもの。(。-ˇ.ˇ-。)
　この般若心経の宇宙論は、我ながら･･･凄い(｡◕ˇ艸◕)ﾌﾟﾌﾟｯ
　　　もーう･･･みんなに、ありがとーっ!!(◕‿◡✽)♪❤

　　　　　　((【･:*:･終わり･:*:･】))