Nicotto Town


ジュンチャン


なかなかのブラックジョーク

川を渡りたがっている金づちのサソリが、カエルに背中に乗せてくれと頼んだ。

カエルは言った「君を乗せたら僕の背中を刺すに決まっている」と。

サソリは答えた「そんなことをするはずがない。もし君を刺したら僕らは沈んでしまうじゃないか」

カエルはしばらく考えてから納得し、サソリを背中に乗せて川を渡りだした。

だが、半分まできた所で、カエルは背中に強烈な痛みが走るのを覚えた。サソリに刺されたのだ。

サソリとカエルは両方とも沈みだした。

カエルは叫んだ「何故僕を刺したんだ!」

サソリは言った「仕方がない。これが僕の性(さが)なんだ」




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