Nicotto Town


りんちゃんのおしゃべり日記


こんな晴れた日に


外は随分と日差しも強くて、紫外線も降り注いでいる。

こんな晴れた日に、気分は何故だか萎えている。

もとより、自分自身の中にあるもののせいなのは1番にわかってはいるのだけれどね。

しかし鬱々とさえしているから、ここで出してしまおうと思うんだ。



昨夜遅い時間に、NHK総合を付けたままにしていたら偶然始まった30分ほどの番組。

そんな番組の存在も知らなかったし、今まで見たこともなかったんだけれどね・・・。

タイトルは「事件の涙」

昨夜取り上げられていたのは、2005.4.25のJR福知山線のあの脱線事故。

その事故に巻き込まれたあるご夫婦の話しだった。

奇蹟的に助かったご主人と、その奥さまの話。

「事故は一瞬 怪我一生」と言う言葉を、昔よく私に母が言っていたのも思い出した。

外傷だけではなく、心の中の傷と言う意味も多く含まれているんだろうね。


それにしても、人は「生き残った意味」というのを考えるべきなのだろうか?

凄惨な事故や事件は、毎日のように起きている。

災害もそうだよね。

どうしても真面目に「生き残ってしまった意味」を求めた旦那さまは、

あの事故で無くなった被害者のご遺族を支える活動をする決意をしたのだという。

番組内でさらっと言ってのけた、事故時の悲惨な状況は番組の編集で初版と

後半に2度も繰り返される。

ご本人はそれをまじかに見てしまったただ一人の人であるから、死ぬまで脳内に

焼きついて離れることもないのだろうね。

それも辛すぎるし、言葉にでもして出さねば苦し過ぎる部分だってあるよね。

それは、良い悪いだけでは測れない事なんだと思う。

そしてそれは、活動についても。

電車の車内で、誰がどこで亡くなったのか・・・それを明らかにするところから

始めたという活動は、ご本人は何度も現場の辛すぎる状況を思い出す作業でも

あったから、奥様はどうしてもそんなご主人を支えなければ!!と思ったのだという。

何年も支援の活動は続く中で、事故で恋人をなくされた女性が自死されたという

事件が起こる。 そんな中で、奥様の心も壊れて行ってしまった・・・。

奥さまから笑顔が消えゆき、無表情になって行った時に旦那様は

奥さまが死にたがっているんだな、と感じたのだそうだ。

それは、ご自分が死を間近で見た経験があるから感じ取れたことなのだろうか?

いやいや、ご夫婦の間の信頼関係の中からだよね?


それから14年・・・。 そんな概要であったかと。 


就寝間際の遅い時間に、さすがに重すぎる内容ではあったね。

そう思いつつ、見続けてしまった。


ただ、ご夫婦の絆には感銘を受けたんだよね。

少しでもいいから、笑顔が素敵で・・・という奥様に笑顔になれることが

あればと思うんだけれど…。



エンディング曲 Saiyu 「emergency sign

https://www.nicovideo.jp/watch/sm10326785



鬱々としていたのは何も、この番組のせいではないのだけれどね。

さて、少し出掛けて来よう。。。

アバター
2019/04/24 20:55
事故のことはもちろんですが、そういうご夫婦がいらっしゃるということを知っておくことがこの番組のテーマだと思えました。犬を抱えたまま、じっと身動きしないでご主人を見つめている奥さまのようすが音もなく画像として目に入って来ます。何故?どうして?それはあの事故があったから・・・。遡るように、事故の重大さを伝えていたようです。
誰が悪いとか、どうなったかとか、そちらではなく、只このご夫婦の現在を写し取ったものでした。
それ故になぜか私に重く圧し掛かってしまったようです。

平成がもう数日で終ります。
たかに戦争は無かった。
でも、こういった悲惨な事件事故がたくさんあった時代でもあったと言えるのではないでしょうか・・・。
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2019/04/24 16:43
当事者でないと本当の気持ちはわからないだろうけど、推し量るだけでも胸が痛みますよね。
私達が出来ることは後世のためにも事件のことを忘れないことだと思うのです。そこでご主人のような当事者の活動が重要になってくるけれど、それぞれの家族は複雑な気持ちを抱えているのも想像できるだけに難しい問題ですね…
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2019/04/24 07:36
どうもこういった負のイメージに共鳴してしまう体質なようで…^^;

たかくん、ありがとよ。。。
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2019/04/24 07:13
深く考えず、太陽の光を浴びよう^^^
タケノコは呉西の黒河ってところだb
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2019/04/24 00:02
お返事、ありがとうございます!

やはり当事者とそうじゃないか・・・というのは、
大きな隔たりが出来てしまうのでしょうね。
それはどんな事故・事件・災害でも
きっと変わらないのだと思います。

だからこそ、支援とかの声を絶やさない事が必要なのかもしれませんね。

本当、自動車の事故が続いています。
今度は小学3年生の女の子が犠牲になってしまいました。

本当の個人情報は必要ではないと思います。
その辺は報道にも
きっちりとした自制心を持ってほしいと思います。

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2019/04/23 23:51
自分が深く関わった事件や事故は、どうしたって忘れることの出来ない出来事でしょうからね。
その分、どの事件・事故ともかかわっていない者たちと同じく別事件や事故のことなど頭に入っては来ないでしょう。
そう思えば、責められることもない、のかな?
感情的にならずに事実だけを見ればそういうことだと思えます。
だから、他人には過去のことでも仕方がないのだと思います。
冷たい、だとかそういうことではないのだと。

ただ最近は、連日のように事故や事件のニュースが多くて・・・。
最近のニュースは事実だけではなく、感情に訴えるような個人の情報まで流している。
それが気になって仕方ないです。 それって必要なのかしら・・・?

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2019/04/23 23:24
福知山線の事故、ちょうど連休の直前でしたっけ。
とても印象に残っていたというのに、
過去のように感じてしまいます。

当事者となってしまった人は
きっと一生フラッシュバックに苦しむというのに・・・。
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2019/04/23 14:44
心の傷と言うべきなのか、見てしまった光景や、実体験などは深く脳裏に刻まれてしまうので薄れることはあっても、何かの瞬間に鮮明に蘇えって来るものだったりするでしょうね。
きっと優しい気持ちでコメくださったJさま!でも、そういうことでもないんじゃないかと思うんです。
あった事実を知る事だけでも、大切なことかもしれない。
例え自分の心の中に留まっているだけだとしても…。
何事か起きた時に立ち向かう覚悟はあるかと問われれば、私は完全に壊れてしまう方だろと確信していたりもします・・・^^;
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2019/04/23 13:56
トラウマ言う4文字では表せない程の心に深い傷を負われた方々の気持ち。
安穏とぬるま湯のような日々を送ってきた私には察しかねますが・・・・
心の傷が少しでも癒されることを、切に望みます。



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