継サが死んでしまう
- カテゴリ:30代以上
- 2022/01/27 23:30:59
あと1ページと2/3ほどで、継サが死んでしまう。
司馬遼太郎の「峠」も上中下巻読み切ってしまいそうだ。
残りのページが少なくなると、惜しくなってしまう。
それはいつもそうなのだけれど、今回は「歴史小説」ということで、しかも
主人公、継サ(河井継之助…今まで表記を間違えていたかも?河合と書いていた
ようだなぁ)の終焉の地を先に訪れていたり、たまたま道を間違えて墓地のすぐ傍
まで車で行っていたり(雨だが酷いのでお墓までは遠慮した)しているもんで、
幕末の人物とあればとうに亡くなっているのも当然わかりきったことだ。
記念館を訪ねてようやく「峠」を読んでみる気になったし(初版が結構昔なので
探すのも苦労したけれども)私の乏しすぎる予備知識は、幕末の長岡藩士という
ことまでだった。
北越戊辰戦争についても、わが町は戦火を逃れたくらいのことしか知らない。
また、「北越戊辰戦争」というワードも今回書籍を読んでみて初めて知った
言葉だった。
歴史小説なので、どこまでが真実?ということもある。
セリフひとつにしてもだね。
それでも、今に残る数々の文献等々を調べその場所を取材し人物を調べ抜いて
選んだ言葉を語らせるのだろねね。
そして誰かがその小説を手に取り読み始めると、過去の人物が再び生まれ来て
旅をし戦い苦悩し、また死にゆくのだろう。
興味のあるところは小さな諸藩の名前や位置、昔の街道の位置、港の位置、
わが街の当時のようすと当時の港の位置。
官軍がたどった道と、長岡藩がたどった道の正確な位置。
長岡藩のその後・・・などなど。
小説は脱線が多くて、失礼ながらはっきり言ってまとまりがいまいちな気がした。
なので、映画の「峠」の公開が、待たれる。
もうずいぶん待っているのだが、どうもこのコロナ禍でね・・・。
先に行ってきた、長岡の河井継之助記念館の方で映画のパンフをもらって来た。
河井継之助記念館 | 幕末の越後長岡の風雲児 (tsuginosuke.net)
そのキャスト欄を見つつ読み進めていた。
下巻に入ってようやく役立った感がある。
花輪求馬なんかは、下巻の最後の最後にようやくその名が一度だけ出てくる
だけだがちゃんと配役がある。
三間市之進は何度となくその名が出てくるが、主なキャストには出ていない。
映画はそういうもんだ、と昔峠を読んでいた母の感想。
松蔵は役者のような整った顔立ちで・・・で、あの人が演じるわけね、とか。
中巻後半あたりから、やにわに登場人物の名が多くなるし読めない熟語も
増えるしで、スマホを傍らに置いて調べては読み進む速度がゆっくりになった。
沼地の八丁沖の軍行のごとく、とも言いたい。
その八丁沖の位置も知りたいものだね。
そんなことで、夕食後少しだけのつもりで読み進んでいたらば後半の進行は
あっという間で・・・。
ページをめくったら、目尻に文字の無い白紙部分が移ってしまった。
つい、うっかりと「死去」の文字が目に入ってしまった。
今、談笑している継サが後ほんの少しの文章の先で息絶えてしまうんだ・・・。
眼の調子は変わらないです~~~手術が怖いけど待ち遠しいです^^;
登場人物が多くてなかなか覚えられませぬ。
あ、でもNHKの鎌倉殿は久々に見てるよ~。
りんさんも読書楽しまれてますね^^
コロナも大変な事になっていますから、家で読書が今は一番かもしれませんね^^;
雪の方は積もったり融けたりの繰り返しです。
道路の両端には壁が出来上がってますけどね^^;;
パチも好きだったし、、、( ・∇・)エッヘン‼︎
歴史上で起きた事象、ノンフィクションなのか?フィクションなのか??迷う処です。
確実な史実資料は、なかなか少ないと思いますが・・・・・・
小説作家の意図が介入したとしても、興味がわけば それもまた一つの資料だと思います。