東北大の震災報告会でM7以上の余震発生警告
- カテゴリ:ニュース
- 2011/06/11 20:28:54
東日本大震災から3ケ月を迎えたのですが、10日付にて警察庁がまとめた被害者数が、死者1,5405人、行方不明者8,095人、避難者9, 109人と言う数字が発表されています。 ( 時事通信社2011年6月10日18時3分) (時事通信社2011年6月10日20時45分)
死 者 行方不明者 避難者
岩手県 4,532人 2,809人 21,183人
宮城県 9,214人 4,913人 23,531人
福島県 1,594人 369人 23,353人
こんな中で、昨日時事通信に下記のような記事が掲載されていました。
M7以上の余震発生警告 東北大、震災報告会で
(共同通信)
海野徳仁教授(地震学)は11月までの半年間にマグニチュード(M)7以上の余震が1・7回発生する可能性があると警告した。
海野教授は震災後の大規模余震について「本震で日本列島の岩板のバランスが崩れたため」と説明。
今後も注意が必要とした。
報告会では17の研究グループが発表。 仙台平野、2千年前にも大津波=ほぼ千年周期で襲来―東北学院大調査 (時事通信)
研究の成果を発表したのは、東北学院大の松本秀明教授(地形学)。 同教授によると、仙台市沿岸部の地層を分析した結果、2050年前に起きたと推定される津波の堆積物が観察された。
津波の遡上(そじょう)距離は海岸線から内陸へ3.3~4.1キロに達したと考えられ、3月11日に発生した大津波の浸水域(約4キロ)とほぼ同規模だったと判明した。
仙台平野では869年にも貞観地震による大津波が発生しており、最終到達地点は3.0~3.8キロと推定され、三つの津波が同程度であったと考えられるという。
東北大の今村文彦教授(津波工学)は「3000年前の縄文時代にも巨大津波が確認されており、ほぼ千年周期で津波に襲われているといえる。
縄文、弥生の二つの津波も日本海溝を震源とする大地震で引き起こされた可能性が高い」と話した。
なぜ千年周期なのかはさらに研究が必要だとしている。
自然が相手ではどうしようもないことなのですが、復興が進んでいない東北地方にこれ以上、大きな地震が来て、今以上のダメージが与えられずに済むことを祈るばかりです。
彼が事故後に在日アメリカ人に対して原発から50マイル[約80km]以上離れるように指示したのは、
4号機に火がついて、むき出しの燃料プールからプルトニウムやウラン、セシウム、ストロンチウムが
気化するのを恐れたからです。」
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-608.html
4号機は、次に大きな余震が来ると、倒壊の恐れがあります・・
まだ、M7以上の余震があるかも知れないなんて言われても、
どうしようもないですね。
これ以上の被害がないことを、祈るばかりです。
気を付けていただくしかないかもしれません・・・