もち麦ご飯を食べるだけで下腹が凹む!! No.1
- カテゴリ:美容/健康
- 2014/11/16 20:50:01
もち麦ご飯を食べるだけで下腹が凹む!! N0.1
( msn ヘルスケア )
下腹がぽっこり、なかなかやせられない、いろんなダイエット法を試してみたけれど続かない……。
そんな人は、ぜひ今日から麦ご飯生活を。主食を麦ご飯に変えるだけでOK。
同じ麦でも、モチモチの食感で冷めてもおいしく、食物繊維たっぷりの「もち麦」が登場!
ますます身近になった麦ご飯で、下腹脂肪と便秘の悩みを一気に解消しよう。
「白米ご飯」を「もち麦ご飯」に変えるだけ!
朝と昼、1日2回の“もち麦ご飯”で下腹脂肪がぐんと減る
下腹ぽっこりが気になるなら、まずは、主食を麦ご飯に変えてみて。
1日2回、3カ月間食べ続けたら、お腹にたまった内臓脂肪が10%減ったという研究も(下グラフ)。
この研究を行った大妻女子大学家政学部の青江誠一郎教授は「大麦にたっぷり含まれる水溶性食物繊維、β-グルカンの働きによるところが大きい」と語る。
β-グルカンは強い粘性を持っていて、一緒に食べたものの消化吸収をゆっくりにしてくれるから、食後の血糖値上昇が抑えられる。
その結果、血中の糖を脂肪としてため込む“肥満ホルモン”インスリンの分泌が抑えられるというわけだ。
薄着の季節までに下腹を凹ませるためには、麦ご飯を1日2回は食べて、β-グルカンをしっかり補給したい。
おすすめのタイミングは朝と昼だ。
朝食で大麦を食べると、肥満ホルモンを抑える作用が昼食や夕食にまで及ぶことがわかっている(Am.J.Clin.Nutr.;87,645-654,2008)。
また、麦ご飯は白米ご飯よりも低カロリーで腹もちがいい。
昼食で食べておけば「仕事の合間についおやつ」も防げる。
白米と大麦を7対3で混ぜた麦ご飯2杯で、現代人が今の食事にプラスしてとりたい食物繊維量とされる、1日5gをほぼクリア。
便秘による下腹ぽっこりの解消にもうってつけだ。
大麦にはいろんな品種や形状のものがあるけれど、一度「もち麦」を試してみて。
米と同じように、大麦にも「うるち種」と「もち種」という品種がある。
うるち種がパラリとした食感なのに対しもち種はモチモチ。
しかも冷めてもモチモチ感が続くからお昼の弁当にも向く。
もち性の大麦はうるち性よりもβ-グルカンが豊富で、食物繊維の総量が約3割も多い。
農業・食品産業技術総合研究機構作物研究所麦研究領域の柳澤貴司上席研究員は「もち性には、デンプン中のアミロースが全くない。
その分、β-グルカンが多いのでは」と分析する。
『日経ヘルス』の読者モニターも、もち麦ご飯の下腹凹ませ効果を実感した(下グラフ)。
あなたも早速試してみては。
もち麦の下腹凹ませパワーを高める簡単メニュー
ショウガ入り焼きおむすび/梅干し+カツオ節+ゴマ油/サケ+ユズコショウ+青ジソ/クルミ+チーズ+カレー
根菜肉味噌/明太子とブロッコリーの炒め物/サバと野菜の甘辛煮/切り干し大根とヒジキの炒め煮
「朝」は常備菜でたんぱく質&野菜をチャージ
これさえあれば! の一品を常備しておけば、忙しい朝に便利。麦ご飯で水溶性食物繊維はしっかりチャージできるから、不溶性食物繊維の多い野菜やキノコ、乾物などをプラス。
野菜類はかみ応えがあるように大きめにカットしよう。
よくかむと、脳の満腹中枢が刺激され、過食を防ぎ、満腹感も得られやすい。
そしてもう一つ、朝からしっかりとっておきたいのがたんぱく質だ。筋肉量の維持・向上に役立つうえ、食べた後に熱エネルギーに変わりやすく、体を“燃焼モード”にしてくれる。
常備菜は「しっかりと味を付けて汁気を飛ばせば数日持つ」(レシピ考案の渡辺ゆきさん)。
材料(作りやすい分量)
ゴボウ…1/3本(60g)
レンコン…60g
ニンジン…1/2本(80g)
ゴマ油…大さじ1
ショウガのみじん切り…1片分(10g)
豚ひき肉…150g
A(味噌・酒・みりん各大さじ3、砂糖小
さじ1、豆板醤小さじ1/2〜1)
粉山椒(好みで)…適量
【メモ】日持ちは冷蔵庫で1週間。食べる前に電子レンジで温めて。
材料(作りやすい分量)
ブロッコリー…1株(約200g)
明太子…50g
A(ゴマ油大さじ1、長ネギのみじん切り1/4本分、ショウガのみじん切り大さじ1)
エノキタケ…1/2袋(80g)
B(酒大さじ2、醤油小さじ1)
【メモ】日持ちは冷蔵庫で3〜4日。明太子の代わりにタラコを用いる場合は、豆板醤や一味唐辛子で辛みを。
材料(作りやすい分量)
パプリカ…1/2個
シイタケ…3枚
タケノコ…60g
サラダ油…大さじ1
ショウガのせん切り…1片分(10g)
サバの水煮(缶)…1缶(200g)
A(酒・みりん各大さじ1/2、醤油小さじ2、砂糖小さじ1/2、塩小さじ1/4)
【メモ】日持ちは冷蔵庫で3〜4日。サバの水煮の代わりに、ツナやイワシの水煮もOK。
材料(作りやすい分量)
切り干し大根(乾燥)…30g
ヒジキ(乾燥)…5g
ベーコン(スライス)…3枚
オリーブオイル…大さじ1
A(塩小さじ1/4、水100mL、粗挽きコショウ適量)
粒マスタード…大さじ1/2
【メモ】日持ちは冷蔵庫で3〜4日。ベーコンの代わりにチャーシューやソーセージを用いてもOK。
「ランチ」のおむすびに代謝アップ食材を入れて燃焼力アップ!
冷めてもモチモチでおいしいもち麦の麦ご飯だから、朝食で残ったご飯でおむすびランチを作ろう。
合わせる具材には、エネルギー代謝を高めるスパイス類を加えたい。
交感神経の活動を高め、食事のあとの熱産生量を増やし、食べた物を効率的に熱に変えてくれる。
スパイスではないが、カツオ節もおすすめ。
含まれるアミノ酸の一種ヒスチジンが、脳の満腹中枢を刺激し、満腹感をもたらしてくれる。
もち麦ご飯はモチモチの食感なので、クルミのようなコリコリとした食感のある素材を加えるとアクセントになる。
ゴマ油やチーズなどでコクをプラスするのもおすすめだ。
材料(1個分)
麦ご飯…茶碗1杯分
ショウガの醤油漬け…大さじ1※
塩・サラダ油…各適量2
【※ショウガの醤油漬けの材料と作り方(作りやすい分量)】
ショウガのみじん切り…50g
醤油…大さじ1 1/2 みりん…小さじ1 砂糖…小さじ1/2 一味唐辛子…適宜
材料をすべて混ぜ、ひと晩置く。
冷蔵庫で2〜3週間保存可能。
材料(1個分)
梅干し…1/2〜1個
麦ご飯…茶碗1杯分
カツオ節…2g
ゴマ油…小さじ1/2
塩…適量
材料(1個分)
サケ…1/3切れ
ユズコショウ…小さじ1/4
麦ご飯…茶碗1杯分
塩…適量
青ジソ…1枚
材料(1個分)
クルミ(有塩)…10g
プロセスチーズ…10g
麦ご飯…茶碗1杯分
カレー粉…小さじ1/6
塩…適量