冬に目覚めにくい理由と布団の中で寝起き対策
- カテゴリ:日記
- 2015/01/18 18:07:20
冬に目覚めにくい理由と布団の中でもできる寝起き対策
( msnヘルスケア )
「春眠暁を覚えず」といいますが、筆者の場合は冬のほうが「暁を覚えず」で布団の中でダラダラしてしまうことが多いです。
冬の朝は室温も低いですし、夏に比べてまだ薄暗いこともあってなかなか布団から出る気になれないですよね。
この記事では、冬になると目覚めにくくなる理由と布団の中でもできる対策をご紹介します。
■ なぜ冬は起きられないのか?
◎ 1:日照時間が短くなるから
人間の体には体温や睡眠・覚醒の周期、ホルモンバランスなどを調整する体内時計が備わっています。これによって、朝目が覚めて夜眠くなるというリズムなどが保たれています。
この体内時計は24時間よりも長い周期で動いていますが、太陽の光によって24時間のリズムで生活できるように調整されているので、毎日決まったリズムを保つことができるのです。
しかし、冬は夏に比べて日照時間が短くなる上に太陽の光も弱まるので、体の覚醒度が高まりにくくなります。
さらに、寒くて室内で過ごすことが多くなることも覚醒度が上がりにくい一因になります。
こうなると、体内時計に変化が生じて夜眠りにくくなったり、眠りが浅くなってしまったりするため、結果として朝にスッキリと起きることができなくなるのです。
◎ 2:体温が低くなるから
赤ちゃんが眠くなると手足が温かくなってくるのと同じように、大人の体も眠りにつく前に末端部の体温が上がり、放熱を始めます。
これは体温が下がると眠くなり、上がると目覚めてくるという体の仕組みによるものです。
雪山で遭難すると眠くなるのが分かりやすい例ですね。
冬は気温が低くなるので末端部の血行が悪くなり、就寝前の放熱と起床時の体温上昇がうまくいかなくなります。
結果として、眠りが浅くなり、朝は目覚めにくいという悪循環を生み出します。
■ 眠る前の対策
◎ 末端部を温める
入浴時に血行を良くする効果のある炭酸系の入浴剤を入れたお風呂に入ると、末端部まで血が巡り、冷えがちな手足が温まります。
この時にあまり熱いお湯に入ると交感神経が働き、リラックスできなくなってしまうため、ぬるめのお湯にゆっくりと浸かるようにしましょう。
入浴剤が苦手な人は、お風呂から出た後にストレッチをするだけでもいいでしょう。
◎ 起床時間30分前に暖房がつくようにセットしておく
朝起きてから暖房のスイッチをいれると部屋が暖かくなるまでに時間がかかり、その間に二度寝してしまうこともありますから、就寝前にタイマーを使って起床時間の30分前くらいに合わせて暖房がつくようにセットしておきましょう。
■ 目覚めてからの対策
◎ 目が覚めたら部屋を明るくする
太陽の光を浴びると眠気を引き起こすメラトニンというホルモンの分泌が止まります。
すると体の覚醒度が上がるため、体が自然と起きだします。
筆者の場合は窓際にベッドがあるため、布団の中から手を伸ばしてカーテンを半分開け、布団の中で携帯のメールチェックなどをしながら体が目覚めるまで過ごしています。
寝室に日光が入りにくい、起床時間が早くてまだ太陽が出ていないという方は、人工の光でもある程度効果があるそうなので、目が覚めたら室内の照明をつけるようにしましょう。
照明用のリモコンを使ったり、枕元でスイッチを入れられる照明を用意すれば、布団から出なくてもこの対策を行えます。
◎ 布団の中でストレッチをする
寝ている間は体温が下がっているので、寝る前に温めた末端部も冷えてしまっています。
目が覚めたら伸びをしたり、手足を揉みほぐしたりして血行を促しましょう。
これなら布団の中でもできます。
■ おわりに
「目覚まし時計を遠くに置く」「熱めのシャワーを浴びる」などの対策は布団から出なければできない対策ですが、これなら布団から出ずに簡単にできますよね。
起きるのがつらい冬をなんとか乗り切りましょう!(著:nanapiユーザー・kokinwakashu 編集:nanapi編集部)
皆様、今晩は!
コメントをありがとうございます。
寒い冬は目が覚めても、なかなか布団から抜け出すのは
大変ですよね!
朝の弱い私も頑張って実践をしてみたいと思っています。(*^_^*)
目は覚めてしまいます^^;
もっと寝たい人は逆をするといいのかなw
最近はまだ暗いのでほんと起きるのが辛いです。
早く春になってほしいです(*^o^*)
起きるようにしなきゃ☆
冬って目覚めにくいですよね~。
ちゃんと対策法があったんですね。
どの対策方法もお手軽に出来そうで良いですね。
部屋を明るくするっていうのは知っていました。