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お勧め書籍「嫌われる勇気」 No.1


朝のNHKニュースにおいて世代を越えて今人気が出ているベストセラーとして、100万部を突発している自己啓発の源流アドラーの教え「負ける勇気」を取り上げていました。

なぜ今、この本がこのように人気が出ているのかについて、他人の期待を満たすために生きてはいけないと提唱するアドラーの考え方にあるとしていました。
私がアドラーの心理学に触れたのが、7〜8年前にキャリアカウンセラーを目指して資格の勉強をしている時でした。
この時には、いくつかある心理学の一つとして学習をしただけでした。

アドラーはこの本の中で、「人生が複雑なのではない。」「あなたが人生を複雑にし、それゆえ幸福に生きることをこんなんにしているのだ。」
「変われないのではない、変わらないという決断を常に行ってだけなのだ。」
「自由とは、他人から嫌われることである。」と定義をしています。
そこで、この「嫌われる勇気」について紹介をしてみたいと思います。

【著者スペシャル対談】

《嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え》
岸見 一郎/古賀 史健

人生を一変させる新しい古典の誕生!

人はいま、この瞬間から幸せになれる。
なぜ、あなたはいつまでも変われないのか?
なぜ、あなたは劣等感を克服できないのか?
なぜ、あなたは幸せを実感できないのか?
なぜ、あなたは過去にとらわれてしまうのか?
—アドラーの幸福論がすべての悩みに答えを出します。

本書では、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称されるアルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話」という物語形式で紹介しています。
欧米で絶大な支持を誇るアドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な“答え”を提示します。
この世界のひとつの真理とも言うべき、アドラーの「幸福論」はほかの誰でもないあなたが、あなたらしく生きていくためのヒントを与えてくれます。


「嫌われる勇気」が大事!? いま話題の「アドラー心理学」を読んでみた
西脇 聖西脇 聖
(2014.7.13 10:30)

オーストリア出身の精神科医であるアルフレッド・アドラーが創設した「アドラー心理学」。
書店では特設コーナーまで作られるほどにブームとなっている、その理由を探ってみました。

書店に足を運ぶと驚くのが、新刊の数。
特に、ビジネス書や実用書は毎日のように新しいタイトルが並んでいます。
そんな中で役立つのが、各書店で出している人気ランキングのコーナー。
そのコーナーに並ぶ書籍を見れば、今どんなものが注目されているのか一目瞭然です。
私もそんなランキングをしっかりチェックする方ですが、今年に入ってからずっと上位にある本が気になります。

その本のテーマは、「アドラー心理学」。
それが1冊ではなく、複数冊ランクインしている書店もあり、中には「アドラー心理学」専用のコーナーまで設けている所もあります。
最近では雑誌の特集などでも取り上げられるようになった、今まさに「アドラー心理学」ブーム真っ只中のようなのです。
アドラー心理学とは、オーストリア出身の精神科医であるアルフレッド・アドラーが創設した心理学で、20世紀初頭から存在していたようですが、日本ではこれまであまり知られていなかったそうです。
では、なぜそんなアドラー心理学が今、日本でブームになっているのか?
そのブームの秘密を探ろうと、実際に2冊の本を読んでみました。

まず、1冊目はアドラー心理学ブームの火付け役になったと言っても過言ではない『嫌われる勇気〜自己啓発の源流「アドラー」の教え』(岸見一郎、古賀史健著ダイヤモンド社)です。
この本は、「アドラー心理学の入門書」と呼ばれ話題を集めているようです。
この本の構成は、アドラー心理学を提唱する一人の哲人と、アドラー心理学を認められない一人の青年の会話で成り立っています。
「アドラー心理学って、何だ?どうして、そんなにブームになっているのだ?」と疑いながら本を開くと、まるで青年の台詞がまるで自分の言葉のように感じられ、感情移入しながら物語を読み進めていく事ができます。
そして、その本を読み始めてすぐに、ある言葉に感情は大きく揺さぶられます。

オーストリア出身の精神科医であるアルフレッド・アドラーが創設した「アドラー心理学」。
書店では特設コーナーまで作られるほどにブームとなっている、その理由を探ってみました。
「トラウマは存在しない」
アドラーはトラウマを否定しているというのです。
一般的な心理学のイメージでは、例えば心の中に大きな傷(トラウマ)があって、その傷の原因を見つけて取り除く事で解決に向かっていくという考え方なのかと思っていました。
でも、そんなものは最初からないと哲人の言葉で語られていくのです。
もちろん過去に心を痛めた事はあるだろうし、それが今の自分に影響しているという事実もあるかもしれません。

しかし、それが自分の考えや行動の決定事項とはならないというのです。
この本を読んでいる私は、心理学に詳しくもないし、もちろんアドラー心理学に対しても詳しいわけではありません。
そんな私が、この「トラウマは存在しない」という言葉を目にした時、日本には「トラウマ」を抱えて悩んでいるという人は、何人くらいいるのかと考えました。

実際に、現在の日本ではそのトラウマを心的外傷と考えて治療する人も少なくないと思います。
それをアドラーは否定するのですから、何だか少し見離されたようで寂しく感じました。
しかし、見離された気持ちになったという事は、自分にもどこか思い当たる要素があって、何かがうまくいかなかった事を過去の出来事のせいにしてきたのではないか、それを「トラウマ」と認識していなかったか?とこれまでの自分を改めて振り返りました。

もしかして、自分は過去の出来事を使ってどこかで言い訳をしていなかったか?言い訳をしてしまっていた自分は、結局は周囲の人の視線や態度に振り回されて行動していなかったか?
その時にふと、この本のタイトル「嫌われる勇気」が響いてきました。

今、日本人は自分の考えや気持ちを優先できずに、自分でも気付かないうちに周囲の人の視線・考え方・行動に振り回されてしまっているのではないでしょうか?
そして何だかモヤモヤしているけど、その原因も、解決法もわからないまま何か答えを探しているのでは?
ブログやSNSの普及と同時に、自らを表現する場が増えた昨今だからこそ、「嫌われる勇気」という言葉に日本人が惹かれているのかもしれません。

オーストリア出身の精神科医であるアルフレッド・アドラーが創設した「アドラー心理学」。
書店では特設コーナーまで作られるほどにブームとなっている、その理由を探ってみました。
しかし、実際に少しアドラー心理学に興味を持ったけど、どう活用したらいいのかわからない。
そんな人が増えてきたからこそ、今もう一冊のアドラー心理学の本が注目を集めているのかもしれません。

アバター
2016/06/05 21:09
おのさんこんばんは!
コメントをありがとうございます。
私も以前少しアドラーの心理学を学んだことがあったのですが、
最近今の職場の人間関係でストレスがあり、久しぶりにもう一度
アドラーの心理学を学びなおしたいと思い再び読み始めました。

アドラーが云っているようにはなかなか変わることが出来ないと
思いますが、少しでも今の職場で気持ち良く過ごせるようになれ
ばと思っています。 (^^;
アバター
2016/06/05 09:39
私も興味ある書籍の一つです。
精神的負担の大きい世の中、考え方を変えることで
少しでも気持よく過ごせるようになるといいですね^^



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