Nicotto Town


ラッキーブルーベアーの休憩室


梅雨時の部屋干し、湿気とニオイを防ぐテク ①


梅雨時の部屋干し、湿気とニオイを防ぐテク

All About 河野 真希 2018/06/15 18:15

梅雨どきには避けられない部屋干し、湿気やニオイを防ぐには?

「毎日洗濯するほど量はないし、時間もない」「天気が良い日を選んで洗濯するのが難しい」「部屋を空けている時間が長いから、雨が降りそうなときには外に干せない」「防犯上、外に洗濯物を干したくない」など……、一人暮らしの洗濯には元々悩みがつきもの。

特に雨の多い梅雨になると、部屋干しはどうしたって避けられなくなります。

ここでは洗濯物の部屋干しにポイントをしぼって、湿気やニオイを防ぐ方法をご紹介いたします。

梅雨時の部屋干し、これだけは守りたいこと

部屋干しのニオイの原因は何か知っていますか。

洗濯で落としきれなかったたんぱく質や皮脂といった汚れが酸化したり、雑菌が繁殖することによるもの。

特に梅雨時や室内などの湿度が高いときは、洗い終えた洗濯物の乾燥に時間がかかり、酸化や繁殖を進める原因となります。

部屋干しのニオイを防ぐ基本は、この酸化や繁殖を抑えること。

そこで押さえておきたい、一人暮らしでよくやりがちな洗濯の間違いをご紹介。

あなたは知らないうちにやってしまってはいませんか。

■洗濯物にランドリーボックスは必須

その日着た洋服や下着、使ったタオルなどを、洗濯機の中にポンと放り込んでいませんか。

適度な湿気がある洗濯機の中は、雑菌が繁殖しやすい場所です。

おまけに、一日中身につけていた下着や洋服には、たとえ寒い冬であっても、皮脂や汗による汚れがたくさんついています。

普通、一人暮らしでは毎日洗濯をする人の方がまれ。

次の洗濯までの数日間、汚れた洗濯物を洗濯機に入れておけば、どんどんと汚れは酸化し、雑菌が繁殖し、ニオイの原因を生むことになります。

その段階からニオイを発してしまうこともありますし、そうなると、いくらあとで洗剤を使って洗いなおしても、落としきれずに残ってしまうことも。

たとえスペースが邪魔であっても、毎日洗濯をしない一人暮らしだからこそ、ランドリーボックスは必須。籐のバスケットや、メッシュ素材のものなど、できるだけ湿気を逃がす通気性の良いものがおすすめです。

また、ランドリーボックスに入れるにしても、明らかに湿ったものは一度乾かしてから入れるようにしましょう。

■お天気を待つより、こまめに洗う

「部屋干しは乾いた気がしない」「外に干して、パリッと乾いた洗濯物が好き」という人も多いと思いますが、梅雨時の空模様はなかなか思い通りになりません。

朝は晴れていても、会社に行っている間に雨が降り出す……なんて悲しい状況になることもあります。

たまの晴れ間を待っている間にも、洗濯待ちの衣類にはニオイの原因がどんどん増えてしまいます。

また、後ほど詳しく紹介しますが、洗濯物はできるだけ少ない量を、広いスペースで乾かすのが部屋干しのコツですので、溜めれば溜めるほどそれが難しくなります。

ニオイを防ぎたいなら、外に干すことにこだわるよりも、こまめに洗濯をして、こまめに部屋干しをして、できるだけ短い時間で乾かすのがコツです。

一人分の少ない量で洗濯機を回すのは、もったいないと思うかもしれませんが、この時期だけは普段よりペースを上げて、洗濯をしましょう。

■洗剤は多ければキレイに洗えるわけじゃない

部屋干しの洗濯物はニオイが気になるから、汚れやニオイが落ちるように、たくさん洗剤を入れる……これ、絶対にNGです。

洗剤は使用方法に定められた量を守らずに使うと、少なすぎても、多すぎても、効力を発揮しきれません。

特に多く入れすぎた場合、洗濯で溶け切れなかった洗剤の残りかすが衣類や洗濯機の中に残り、雑菌やカビとなってニオイの元となったり、さらにはアレルギーの原因となることもあります。

また、指定どおりの量であっても、粉末の洗剤を使った場合には溶け残ることがあります。

気になるときは、液体のものに変えたり、一度お湯で溶かしてから使うなどの工夫をするとより洗剤の効果が上がり、ニオイを防ぐことにもつながります。

さらに、洗濯機の容量を守ることも大切です。

定められた量以上の洗濯物を洗おうとしても、汚れがきちんと落としきれず、これもまたニオイの原因のひとつとなります。

■部屋干し用洗剤は効果があるけれど……

天候に限ったことでなく、普段から部屋干しをしている一人暮らしや共働きの世帯が増えていることもあり、部屋干し用の洗剤が多く発売されています。

それぞれ特長がありますが、基本的には従来の洗剤よりも除菌力を上げ、ニオイを防ぐための香りをプラスすることで、部屋干しで気になる生乾きのニオイを防ぐ効果があります。

また、柔軟剤にもニオイを防ぐ効果があるものが増えています。

部屋干し用の洗剤は、確かに効果があります。柔軟材と併用することで、大きな効果を上げることもあります。

ただし、それらを使えば絶対に臭わないということはなく、干し方も大事。

長時間ジメジメとした場所で乾かない状態が続けば、どんな洗剤を使っても、時間とともにニオイが発生しますので、ご注意を。

なお、最近は香りの強い柔軟剤が増えており、本来よい香りであるはずのものが使い過ぎによって、周囲には悪臭に感じられるという声も多くあります。

洗剤とともに柔軟剤の使い過ぎには気をつけましょう。

湿気とニオイを防ぐ干し方のポイント

部屋干しをするときの湿気とニオイを防ぐには、『素早く』『広く』『風通しよく』の3つを心がけ、早く乾かすことがポイントです。

それでも完璧に防ぐのは難しいですが、一手間かけることで、梅雨時の洗濯の面倒や不快感はだいぶん減らせるはずですよ。

アバター
2018/07/22 21:54
Jetblackさんこんばんは♪
コメントをありがとうございます。
私も今回初めてこの記事を目にして知りました。
なかなか面白くてためになる記事ですよね~!(^o^)/
アバター
2018/07/21 15:44
おぉ!
次の洗濯までの数日間、汚れた洗濯物を洗濯機に入れてると
どんどんと汚れは酸化し雑菌が繁殖し臭いの原因を生む事になるとは!
そうなんですね!
後、洗剤は多ければ綺麗に洗える訳じゃないんですね~。
これは意外です。
今は洗濯物がよくすぐ乾く時期なので良いですよね~♪



月別アーカイブ

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.