火星15年ぶり大接近、明るさ50倍に
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- 2018/07/29 20:09:04
火星15年ぶり大接近、明るさ50倍に…31日
( YOMIURI ONRINE 2018年07月27日 20時57分 )
火星と地球の距離が31日午後に約5759万キロ・メートルまで近づき、15年ぶりに6000万キロ・メートルを切る大接近となる。
今年初めに比べて50倍を超える明るさで赤く輝き、肉眼でもはっきり見える。
また、28日未明から早朝にかけては、満月が地球の影に隠れて赤黒く輝く「皆既月食」もあり、天気が良ければ天文ショーが相次いで楽しめそうだ。
火星は、太陽の周りを687日で公転しており、ほぼ2年2か月ごとに地球との距離が近づく「最接近」を繰り返している。
火星の軌道は楕円形をしているため、距離は毎回少しずつ異なる。
国立天文台天文情報センターによると、火星は31日午後4時50分に地球に最も近づく。
東京では、火星は同7時頃から南東の空に姿を現し、深夜には真南の空に見ることができる。
明るさはマイナス2・8等に達し、同センターの担当者は「夏休みから9月にかけてが見頃」と話す。
次に距離が6000万キロ・メートルを切るのは、2035年9月になる。
2018年07月27日 20時57分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
2018年夏は、赤く輝く火星に注目!
( 国立天文台 )
夜空で赤く輝く火星は、地球のひとつ外側を公転している惑星です。
火星は直径が地球の半分ほどしかなく、地球から遠い位置にあるときには、望遠鏡を使っても表面のようすをなかなか観察することができません。
しかし、火星はおよそ2年2カ月ごとに地球に接近し、観察の好機を迎えます。
そして、その観望の好機が、2018年の夏に訪れます。
2018年の夏は、赤く輝く火星に注目しましょう
火星と地球の最接近は、2018年7月31日に起こります。
このときの火星と地球の間の距離は5,759万キロメートル。
これは、「大接近」とも呼ばれる近い距離での最接近となります。
このころの火星はマイナス2.8等の明るさで輝き、視直径は24秒角を超えます。
2003年には、地球と火星が5,576万キロメートルまで接近し、大きな話題になりました。
今回は、これには少しおよびませんが、6,000万キロメートルよりも近い距離での接近となるのは、2003年以来15年ぶりとなります。
「大接近」と聞くと、その日や時刻ばかりを気にしてしまいがちです。
しかし、火星の明るさは2018年6月下旬から9月上旬頃までマイナス2等を超え、観察しやすい時期が長く続きます。
2018年夏から秋にかけて、赤く明るく輝く火星を楽しみましょう。
コメントをありがとうございます。
残念ながら7月31日は見ることはできなかったのですが、
9月までは観察することが出来ると言われているので、
是非見てみたいと思っています。(^^;
南東方向に赤い大きめの星が見えるので
もしかして火星?とおもってましたが、
やっぱり火星なんですね。
webで検索してみみようと思いながら
なかなか……。
教えてくださってありがとうございますー!!
日時も今の所は見れそうです。
ぜひ見たいです♪