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今みんなが「豆苗」の栽培にハマるワケ!


今みんなが「豆苗」の栽培にハマるワケ

TABI LABO Emi Nabe 2020/04/24 06:00

おうち時間が増え、家庭菜園を始める人が増えているようです。

とはいえ、野菜を育てたことがない人や、植物をすぐ枯らしちゃうって人には、いきなり本格的な家庭菜園はハードルが高いかもしれませんね。

そこで、オススメなのが栄養価も高くて、お手頃な豆苗(とうみょう)

スーパーで手軽に買える野菜です。

豆苗は室内で再生栽培が可能で、最大で2回再収穫することができます。

栽培に必要なのは水と容器のみ。いくつかのルールを守れば、ほぼ失敗なく育ちます。

そんな豆苗の魅力と育て方のコツについて紹介したいと思います。

豆苗とは?

豆苗(とうみょう)とはエンドウ豆(グリーンピース)の若葉のこと。

豆と葉物野菜の栄養をあわせ持った緑黄色野菜です。味はクセがなく、シャキシャキとした食感が特徴。

豆苗の育て方を紹介する前に、なぜ数ある野菜のなかでも、豆苗に注目するのか、その魅力について触れて(いや、力説)しておきましょう。

なぜ豆苗?その魅力とは

豆苗は栄養価が高い!

豆苗はさまざまな栄養素をバランスよく含んでいます。

骨の形成を助けるビタミンKや、抗酸化作用のあるビタミンAやビタミンC、赤血球の生成を促すヨウ素などが代表的。

豆苗を生産する村上農園の調べによると、βカロテンとビタミンCは小松菜とほぼ同程度、豆に多く含まれるタンパク質、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6小松菜よりも2割以上多く含んでいるそうです。

豆苗は2回も収穫できるので経済的!

冒頭でも触れましたが、豆苗は1度買えば、2回再生栽培できるので、合計3回食べることができます。

100円前後で買えて、3回も楽しめるなんてすごくリーズナブルですよね。

ちなみに豆苗の再生栽培は2度が限界

というのも、種の養分がなくなると育たなくなるからです。

また、1回目より2回目の方が成長速度は落ちます。

どんな料理にも合う!

豆苗の魅力はその使い勝手の良さ。サラダ、お浸し、炒め物、鍋物、パスタなど、生で食べても加熱してもよし。

和食に洋食、中華、イタリアンまでどんな料理にも合うんです。

見た目のグリーン効果に癒される!

これは少し主観が入ってしまうかもしれませんが、豆苗は見た目も可愛いんです。

新芽が日々成長していく姿は癒し効果絶大。

TABI LABO編集部では、名前をつけて愛でているメンバー(男性)もいるほど(笑)。

育てるのが驚くほど簡単!

そしてなんといっても、豆苗は育てるのが驚くほど簡単。

いくつかのルールさえ守ればだれでも失敗せず育てられますよ。

以下では、基本の育て方とコツを紹介しましょう!

豆苗の育て方とコツ

豆苗の基本の育て方は、残った根元を水に浸す。たったこれだけです。

通常、7日〜10ほどで再収穫できます。

失敗しないコツは以下の5つ。

清潔な容器にいれる・水は豆が浸からない程度に与える・こまめに水をかえる(1日に12回、夏場はなるべく2回以上)・室内の明るい場所で育てる・脇芽を残してカットする

この5つさえ守れば、豆苗はすくすく育つはずです。

最後の「脇芽を残してカット」するについては補足説明をしておきましょう。

脇芽を残してカットすると成長が速い

脇芽とは、植物が新たに芽を伸ばしていく部分のこと。

豆苗の場合、豆のすぐ上に主枝から出ている芽がいくつかあります。

そこを残してカットすることで、豆苗を速く成長させることが可能。

村上農園の実験によると、脇芽を完全に残してカットした場合の方が、脇芽を半分取ってしまった場合よりも、2日ほど早く再収穫できたそうです。

カットする際は、包丁を用いても、ハサミを用いてもどちらでもOK

とにかく、脇芽を残すのがポイントですよ。

豆苗はどこで買える?

豆苗は、いまやスーパーの野菜コーナーの定番。

ブロッコリースプラウトやカイワレと並んで売られていることが多いです。

近くのスーパーで見つからないという人は、種から育てる方法も。

Amazonや楽天で「栽培キット」が販売されているので、気になる人はチェックしてみてください。

食べて美味しい、見て楽しい!

最近、周りでも自分の育てている豆苗をSNSにアップする人が増えています。

手軽に入手できる、育てるのが簡単、美味しい、経済的といった理由から再注目されているようですね。

豆苗は食べるために育てるわけですが、せっかくなので育てる過程も楽しんでみてください。

使い捨てのプラスチック容器やタッパーで育てるのももちろんいいですが、ちょっとお洒落な器に飾ると観葉植物のように。

ふとしたときに目に入る緑は目に優しく、きっとあなたを癒してくれるはずです。

今日から「#豆苗のある暮らし」をはじめてみませんか?

Top image: © 2020 NEW STANDARD

 




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