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長引く外出自粛、健康的に過ごすための7つのヒント


長引く外出自粛、健康的に過ごすための7つのヒント

Forbes JAPAN Lipi Roy 2020/05/06 07:00

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)は、社会のあらゆる側面に大混乱をもたらしている。

私たちの日常生活についていえば、食生活にも影響が及んでいることは明らか

つまり、誰でも気を紛らわすために食べてしまうことがある。

前例のない事態が起きている今、ストレスレベルは極めて高くなっている。

さらに、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が長期化する懸念もあるなかで、この高いストレスレベルがどの程度の期間にわたって持続されることになるのか、誰にも分からない。

米エール大学の研究では、ストレスが肥満やその他の代謝性疾患のリスクを高める可能性があることが指摘されている。

また、消化器病学が専門のデューク大学医学部内科学部のジュリアス・ワイルダー助教は、「ストレスと体重増加の関係は、十分に証明されている」と述べている。

オハイオ州にあるクリーブランド・クリニック肥満・代謝研究所のW・スコット・バッチ医師によれば、「ストレス、恐怖、退屈さが増すことは、(食べると幸せな気持ちになれる)コンフォートフードやスナック、炭水化物の摂取量の増加につながる」という。

外出自粛中も健康的な食事法を持続するためには、どうすればいいだろうか?以下、そのための7つのヒントを紹介する。

1. 心が休まるものを食べる

これほど不確実性が高まっているのだから、チーズケーキでもワインでも、大好きなものを楽しむことを、自分に許してあげよう

ただし、それでも度を超さないことが重要だ。

2. 予定を立てる

例えば朝食の準備をする、ズームでの会議やその他の仕事をこなす、運動する、健康的な軽食を取る、午後の仕事、夕食の支度をする、テレビや映画を見たり、読書をしたりしてくつろぐ、など。

3. 間食には健康的なものを選ぶ

健康的なものを選べば、習慣的に間食をしても問題はない。

選択肢はたくさんある。ときには甘い物や、塩気の多いものを食べてもいい。

4. 食べる量に注意する

家にいると、簡単に大袋入りのポテトチップスを全部食べてしまったり、6本パックのビールを全部飲んでしまったりする。

これらは、いつの間にか体重が増えてしまう一因。

小皿に取り分けてから食べるなど、量に気を付けることが大切だ。

5. 適度に運動する

適度な運動をすると、エンドルフィン(幸せホルモン)が放出され、ストレスが軽減され、気分も明るくなる。

バッチ医師は、「ストレスは2030分間歩く、家の外に出る、新鮮な空気を吸う、といったことでも解消できる」と話す。

もちろん、家の中で運動をすることにも、同様の効果がある。

6. 十分な睡眠を取る

米国立衛生研究所(NIH)の支援を得て行われた研究によると、睡眠不足と体重増加、肥満には関連性があるとみられる。

睡眠不足は食欲と脳の報酬系に影響を及ぼす脳内物質の内因性カンナビノイドの量を変化させ、それが食欲と体重の増加につながるとされている

7. マインドフルに食べる

ハーバード大学医学大学院が運営するウェブサイト「ハーバード・ヘルス・パブリッシング」によると、「マインドフルに食べる」とは、食品の購入から食事の準備、テーブルに乗せること、食べることまでのすべてに十分な注意を払うことだという。

玉ねぎやニンニクの香りをかいだり、完熟したトマトの感触を確かめたり、スパイスも味わうことができるよう、あらゆる感覚を集中させて料理や食事をしてみよう。

臨床栄養学の分野ではよく、「医食同源」「あなたはあなたが食べたものでできている」といわれる。

主要な死因である心疾患、糖尿病、がんなどが食生活の改善によって予防できる可能性が高いことを考えれば、これらの言葉にも共感できるだろう。

新型コロナウイルスのような病原体への感染から体を守る私たちの免疫系を強く保つためには、適切な栄養摂取が欠かせない。

ただ、ときには自分を甘やかし、笑顔にさせてあげることも必要だ。




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