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紅茶の種類 おすすめの飲み方や効能も紹介 ①


【紅茶の種類】世界中で愛される秘密とは?おすすめの飲み方や効能も紹介

recipe AYA 2020/08/09 11:00

世界で愛される飲み物のひとつである「紅茶」。

ペットボトルを買って飲んだり、カフェで注文したり、また茶葉やティーバッグを買って、おうちで紅茶を楽しまれる方も多いのではないでしょうか。

忙しい日常のなかで、紅茶を片手にゆったりと過ごす時間は、ほっと一息をつける癒しの時間です。

でも意外に紅茶の種類については、あまり知らないという方も多いのではないでしょうか?

そこで今回の記事では、世界で愛される紅茶の種類や紅茶の産地、紅茶の効能などについてご紹介します。

紅茶の種類を知ることで、ぜひお気に入りの一杯を見つけてみてください。

世界の紅茶の種類

まずは、世界の紅茶の種類からご紹介します。

紅茶の産地といえば、どんな国を思い浮かべますか?

インドなどが有名ですが、実はほかの国々でも紅茶が作られ、日本に届けられているんですよ。

・紅茶を作っている国々

紅茶を生産している国は、実は世界で30か国以上あります。

特に生産地の多くは、赤道に近い一帯の山岳地に集中しています。

この一帯は、「ティーベルト」とも呼ばれ、紅茶の茶葉を生産するのに適した地域なんです。

世界の紅茶生産量ベスト4位は、中国・インド・ケニア・スリランカで、この国々が有数の紅茶生産国といえます。

最近では、日本でも国産紅茶が作られるようになっていますが、メインは海外からの輸入品の紅茶です。

なかでも、日本は、スリランカやインドから多くの紅茶を輸入しています。

・世界の三大紅茶

そんな世界中で作られる紅茶ですが、なかでも有名な世界三大紅茶とされる紅茶があります。

それは、インド産ダージリン、スリランカ産ウバ、中国産キーマンです。

インド産の「ダージリン」という紅茶は、ご存知の方も多いかもしれません。

インドの避暑地のひとつであるダージリン地方で作られる紅茶で、その上質で繊細な香りから「紅茶のシャンパン」という異名を持ちます。

マスカットを想像させるような香りと、爽快な渋み、そして深いコクを兼ね備えており、ダージリンの唯一無二の味わいを作り出しています。

お次は、スリランカ産の「ウバ」。

スリランカ南東部・ウバの山岳地帯の斜面で作られる紅茶です。

刺激的な渋みと紅茶の深い色が特徴で、ミルクを入れて飲むミルクティーに特に適していると言われ、イギリスで好まれています。

ちなみスリランカは、以前「セイロン島」と呼ばれていました。

日本で「セイロンティー」と呼ばれる紅茶は、このスリランカ産の紅茶のことを指しています。

3つ目は、中国の「キーマン」 。キームンと呼ばれることもあります。

このキーマンは、中国の東側・内陸に位置しており、世界遺産に登録されている黄山のふもとに広がる丘陵地帯に広がる茶園で紅茶が作られています。

キーマンは、渋みが弱く、蘭やバラのような芳香を微かに持っていることが特徴。熟練した職人によって手作業で摘み取られています。

・産地別の紅茶の種類

世界三大紅茶以外にも、世界各地で紅茶が作られていますので、その種類についてご紹介します。

インドでは、先ほど紹介した「ダージリン」以外にも、世界最大の紅茶産出量を誇る「アッサム」や「ニルギリ」などが有名です。

年間95万トンほどの紅茶が生産されています。

スリランカでは「ウバ」以外に、標高2000mで作られる「ヌワラエリア」や、「ディンブラ」などがあります。

年間生産数は、30万トンを誇ります。

中国では「キームン」の他に、雲南紅茶も有名です。

そもそもお茶は、中国発祥の飲み物。紅茶以外にも、緑茶や烏龍茶、その他独特の風味を持った個性的な紅茶が多く生産されています。

茶全体の生産量は150万トンをこえており、そのうちの10万トン程度が紅茶の生産量です。

・産地で茶摘みの時期も異なる

紅茶の旬の時期は「クオリティーシーズン」と呼ばれ、質の高い紅茶が収穫されます。

このクオリティーシーズンは、産地によって異なるんです。

たとえばダージリンだと、36月と1011月がクオリティーシーズン。

スリランカのウバは78月、中国のキームンは、8月に良い茶葉が摘まれます。

このシーズンによっても、紅茶の香りや味には違いが生まれます。

産地以外の紅茶の種類

紅茶には、その産地以外にも茶葉の加工やブレンドの方法で、バラエティが生まれます。

ここでは、産地以外の要因で生まれる紅茶の種類3つをご紹介します。

・ストレートティー

まずはストレートティー。これはひとつの生産地の茶葉だけを使用した紅茶のことを指します。

たとえば、「ダージリン」や「ウバ」など、その産地で作られた茶葉一種だけを使って作られた紅茶です。

クラシックティーとも呼ばれ、産地ごとのユニークな茶葉の味や香りを楽しむことができる紅茶のタイプです。

ちなみにここで指しているストレートティーとは、レモンやミルクを入れない紅茶の飲み方を指すストレートティーとは別の意味です。

・ブレンドティーとは

お次にご紹介する「ブレンドティー」とは、紅茶メーカーが、複数箇所の紅茶生産地の茶葉を混ぜて作る紅茶のことを指します。

たとえば、インド産のダージリンと、スリランカ産のウバを半分ずつ混ぜるというような形でひとつの紅茶が作られます。

どの産地の紅茶をどれくらいずつ混ぜ合わせるかという、配合の仕方によって、紅茶の味は大きく変わるため、各ブランドの個性が強くあらわれます。

また毎年作られる茶葉の香りや味は、その年の天候によって異なるため、同じ商品でもその配合が年によって異なることもあります。

ストレートティーよりも、飲みやすいようにブレンドされているものも多く、一般的にはよく流通している紅茶です。

・フレーバーティーの種類

最後にご紹介する紅茶のタイプは、フレーバーティー。

ストレートティーやブレンドティーの茶葉に、果実や花などの香りをつけた紅茶のタイプです。

アールグレイやアップルティーなどがこのタイプの紅茶にあたります。

アールグレイは、ベルガモットという柑橘類の果実の香りをつけたフレーバーティーで、アップルティーはリンゴの香りが茶葉についています。

香りが比較的強いため、アイスティーなどにしてもおいしく飲める紅茶の種類です。




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