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繰り返す頭痛は「頭皮のコリ」が原因かも?


スマホ・PC使い過ぎ? 繰り返す頭痛は「頭皮のコリ」が原因かも?

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■パソコン・スマホの影響は頭皮にまで!

 パソコンやスマホを連日、もしくは長時間使用することによる体への影響と言えば「目の疲労」「猫背」「肩こり」「腰痛」などを思い浮かべるかと思います。

しかし、意外なところにも影響が及んでいるのをご存じでしょうか?

それは「頭皮」です。

 肩こりや背中の張りにおいて血流の滞りがみられ部分的な硬さが生じるように、頭皮もまた血行不良と硬さがあらわれてしまうことがあります。

するとどうなるのでしょう?

 お困りの方が非常に多い「頭痛」「肩こり」に繋がってしまうケースがあるのです。


■目を酷使する生活をしている人は頭皮もこりやすい

 画面をじっと見て集中するという行為は、ここ数年で本当に増えました。

仕事の休憩時間や帰宅途中、自宅でのんびりする時間でさえ、スマホでコミュニケーションをとったり、ニュースをチェックしたり、アプリで遊んでみたりと、結局のところ1日のうちで目を休める時間が減少しているという人が多いように思います。

 目が疲労すると物がみえにくくなり、目を細めて見ようとする回数が増えがちです。

すると目を閉じる働きのある眼輪筋(がんりんきん)が疲労し、その影響が顔面の筋肉バランスを崩し前頭筋(ぜんとうきん)に及ぶことがあります。

頭皮のコリを招く要因となるのは、その皮膚の下にある筋肉や腱膜に硬さが生じた場合です。

前頭部にある「前頭筋」や頭部の後面にある「後頭筋(こうとうきん)」、頭の側面にある「側頭筋(そくとうきん)」の緊張がほぐれず硬くなると、頭皮のコリを生じる可能性が高まります。


■歯をくいしばる癖がある人も要注意

 前頭筋は頭部に広がる帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)により後頭筋と繋がっているため、いずれかが硬くなるとその影響で頭皮にもコリが生じます。

そして頭部が締め付けられるような頭痛を感じることがあります。

 さらに側頭筋は顎を動かす働きがあります。

難しい仕事で悩みながらパソコンへ向かっている際に、無意識に歯を食いしばる癖がある人・肩こりがあり頸椎へ負担を生じている人などは、顎関節の機能低下を起こすことがあります。

その際、側頭筋に硬さが見られるケースがあり、その場合もつらい頭痛を感じることがあります。


■スマホ・パソコンの姿勢も頭皮のコリに

 また、スマホやパソコン使用時のアンバランスな姿勢から頭部の筋肉に緊張が生じて頭皮のコリに繋がることも考えられます。

頭皮のコリはなかなか自覚をしにくいところが問題でもあります。

頭痛やひどい肩こりを訴える方々が私のところへ施術を受けにみえますが、頭皮のコリが確認できる人も少なくありません。

そのような方々には次のような自覚症状を伴うケースが多いです。

当てはまるものがあるかどうかチェックしてみましょう。


□目がぱっちり開いていない気がする

□なんとなく視界が暗いような気がする

□食事の時に顎関節に違和感がある・口を大きく開けるのが怖い

□頭部に指の腹を当てて動かしてみると痛い部分があることに気付いた

□顔のシワが目立つようになってきた

□鏡で顔を見たら左右差が大きくて歪んでいるような!?

□顔にたるみや老化を指摘された


■頭皮のコリチェックとマッサージ

 頭を両手で挟むようにして、いろいろな方向へ動かしてみると、眉毛や目尻がわずかに動くのがわかると思います。

つまり、頭皮のコリで顔の印象も変わる可能性が大きいということです。

頭痛予防に限らず、ハツラツとした表情で過ごすためにも頭皮のコリをほぐしておきましょう。

頭皮のコリがあると軽い圧でも痛みや硬さの左右差を感じたりします。


■頭の上側を軽く圧してみましょう

1.両手で頭部を挟むようにして、両手指の腹を頭部に当てます。

指先を軽く当てたまま、前後に動かします。

痛みを感じたらコリが生じている可能性があります。場所を少しずつずらしながら、頭の上側の頭皮をチェックしましょう。

2.前後に頭皮を動かしにくかったり、痛みを感じたりした場合はほぐします。

1」のまま指先を当て、眉毛を上下させるイメージでゆっくりと大きめに前後に3回動かしたあと、指を離さずにそのままの位置で円を描くように5回ゆっくりと動かします。

位置を少しずらし同様にほぐしていきます。


■頭の後ろ側を軽く圧してみましょう

1.両手の指先を後頭部に当てて、軽く圧しながら円を描くように動かしてみましょう。

痛みや硬さを感じたら後頭部の頭皮にコリがある可能性があります。

位置を少しずらしながらコリがあるか確認します。

2.痛みや違和感があればほぐしましょう。両手をグーにして小指側を後頭部に当てます。

大きく円を描くようにゆっくりと5回動かします。位置を少しずつずらしていきましょう。


■側頭部を軽く圧してみましょう

1.両手指の腹を耳の上辺りに当て、円を描くように動かしてみましょう。

少しずつ上方に指の位置を移動させて確認してみましょう。

2.痛みや違和感があればほぐしますが、痛みを感じやすい人も多いので圧の強さに要注意です。

両手のひら(手首寄りの部分)で頭を挟むように当て、皮膚だけを持ち上げるイメージで天井方向へ引き上げます。

3秒キープしたら手を緩め、再度天井方向へ引き上げ3秒キープ。これを3セット行います。

■スマホ・パソコン生活にどっぷりの人は頭皮をほぐすべし!

 頭皮を軽く圧したり、指先でマッサージを施して痛みや違和感が無い場合でも、気持ちよく頭皮をマッサージすることでリラックス効果が得られます。

すると、日頃のストレス・緊張緩和につながり、頭皮のコンディションも維持できます。

 スマホやパソコンの使用時間を減らすことが難しい人は、頭皮をほぐして頭痛や肩こり予防を試みてはいかがでしょうか?

疲労の強い日は、頭皮が硬くなるなど健康のバロメーターとして自分でも分かるようになる人もいます。

【疲労回復法ガイド:檜垣 暁子】

 

 

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2015/08/30 17:25
おのさんこんにちは!
いつもコメントをありがとうございます。
仕事でPCを使用していると大変ですよね~!
1日PC操作をしていると肩こりは職業病になりますもんね!(><;
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2015/08/30 11:29
今はPCは必須ですよね^^;
痛みは無かったですが、私も頭皮凝っていそうです><



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