目の疲れはおでこを揉んで解消!前頭筋エクササイズ
- カテゴリ:美容/健康
- 2017/03/26 20:25:22
目の疲れはおでこを揉んで解消! 前頭筋エクササイズ
( All About )
目の疲れや肩こりの原因は「おでこ」の筋肉!?
「なんとなく、まぶたが重い」「目がパッチリ開いていないような……」と思ったことはありませんか?
目の開きづらさは、病院にいくほどの症状ではなくても、ずっと気になってしまう不快症状の1つ。
この症状は、肩こりや緊張型頭痛に伴う症状でもあります。
「まぶたが重い感じがする」というのは、気のせいではなく、実際に顔や頭の筋肉の過度な緊張により、機能低下を引き起こしている場合があります。
その中でも、眉毛を持ち上げ、おでこにシワを寄せる筋肉、前頭筋(ぜんとうきん)の働きがいまひとつなのかもしれません。
「おでこの筋肉」はあまり意識しないかもしれませんが、この前頭筋を緩めるエクササイズは、疲れ目解消に有効なのです。
眉毛を持ち上げる筋肉・「前頭筋」の疲労度チェック!
前頭筋の疲労度はわかりにくいかもしれません。
以下の5つのチェック項目で当てはまるものはいくつあるでしょうか?
□まぶたが重く感じ、目を閉じていた方が楽である
□パソコン画面や本など、しばらく見ているとだんだんと「目がパッチリ開いている」感覚から遠ざかってくる
□目の周りやおでこ辺りが、なんとなくモヤモヤしてスッキリしない
□頭が締め付けられるような頭痛(激しくはない)がある
□まぶたの上部をおでこの方へ指で引き上げたまま物を見ると、目がとてもスッキリと感じる
1つでも当てはまる項目があれば、前頭筋が緊張して疲労し、働きが低下している可能性があります。
当てはまる項目が多い方には、早めの対処をおすすめします。
目の疲労を放っておくと、「頭痛」「自律神経不調」の原因に……
このような状態を放っておくと、次のような症状に悩まされることになる恐れがあります。
・頭痛が起こりやすくなる
・肩こりが悪化、慢性化する
・いつも頭がボ~っとしているように感じる
・目の不快感が頻繁になる
・表情が冴えなくなる
・顔に張り、ツヤがなくなる
上記の症状は、自律神経の働きを乱すきっかけとなることもあります。
睡眠状態や胃腸の調子などに影響し「なんとなく調子が悪い」毎日を送るようになるかもしれません。
スマホ・パソコンを使う方は要注意! 知らぬうちに溜まる目の疲れ
特にパソコンのディスプレイやスマホをよく使用する方、手元で細かい作業を集中して行う機会が多い方は注意が必要です。
普段から目を酷使している場合、目の疲れはそう簡単に解消されません。
当たり前のように行っていると思いますが、パソコンやスマホで文字を追う目の動きが繰り返されるだけでも、集中力を要し想像以上に疲労が蓄積されているのです。
目の疲れが繰り返されると、気付かないうちに目を懸命に見開いていることがありますが、これが前頭筋の疲労に繋がります。そこで、眉毛を持ち上げる働きのある「前頭筋」をリラックスさせ、目の不快感や上記の症状の予防・緩和を目指しましょう。
目の疲れを解消する簡単なエクササイズ方法を2つご紹介します。
目の疲れを取る方法1:額に手を当てるだけの簡単エクササイズ
▼【1】おでこ全体を覆うように手を当てます。
小指を眉毛に当てるか眉毛近くに当たるようにすると、エクササイズが行いやすいです。
ぎゅっと3秒間目を閉じます。
▼【2】目を開くときに、眉毛を上方へ動かし3秒間キープしてみましょう。
眉毛とその付近のおでこの動きが、当てた手で感じられればOKです。
3~5回繰り返します。
目の疲れを取る方法2:左右2本指でできる前頭筋エクササイズ
▼【1】左右の人差指・中指をおでこに当て、ぎゅっと目を3秒間閉じます。
▼【2】目を大きく開くと同時に当てた指の圧を上方へかけ、(大きく目を見開く動きをサポートするように)眉毛を持ち上げます。
この状態で3秒間キープします。圧は、上方への方向付けをするだけなので、ぎゅっと圧さずに軽くで大丈夫です。1、2を3~5回繰り返します。
ここでご紹介したエクササイズは、「目を酷使ししたなぁ」と感じた直後に行うと「視界が明るくなり物がハッキリ見えるようになった」という感覚が得られやすいようです。
場所を選ばず、簡単にできる方法なので、ぜひお仕事の合間にもお試しください。