コロナ太り解消 ダイエットレッスン Vol.11
- カテゴリ:レシピ
- 2020/09/27 21:21:18
豚ヒレとマイタケのマスタード風味ソテー
【コロナ太り解消 ダイエットレッスン Vol.1】
( recipe 金丸 利恵 2020/09/27 08:00 )
おうちごはん研究家の金丸利恵です。
現在は、オンラインを中心に、おうちごはんを簡単に楽しく作れるような料理教室、食育や離乳食講座をはじめ、ダイエット講座などを開催しています。
ダイエットダイエット講座では「太る原因は代謝に必要な栄養が足りてない」事を伝え「正しく食べて痩せる」ことを重点的にお伝えしています。
家にいることが増えたことで、何となくお菓子をつまんだり、口当たりの良い菓子パンや、作りやすい麺類が毎日の食事になっていませんか。
糖質中心の食事に加え、自粛生活による活動量の低下で「コロナ太り」が急増しています。
もとの体重に戻すには、毎食の食事に肉や魚、卵、大豆製品などのタンパク質食材を取り入れ、主食、主菜、副菜を揃えること、砂糖を含む甘い物を控えることが大事です。
タンパク質食材のなかでも「豚ヒレ」は、脂肪が少なく高タンパクで低カロリー。
糖質の代謝に必要なビタミンB1を多く含みます。
糖質中心の食生活が続き、胃がもたれると、肉類を避ける人もいます。
これは胃酸の分泌が悪くなり、タンパク質の消化能力が弱くなっていることが原因です。
そういった場合は、分解酵素を持つ食材で、あらかじめ肉のタンパク質を消化しておくと、胃腸に負担がかかりません。
「マイタケ」はタンパク質を分解するプロテアーゼが含まれており、加熱する前の肉と馴染ませておくと、柔らかくなります。
酵素は加熱すると失活するので、下準備の段階で使い、1時間以上置いて、酵素を働かせるのがポイントです。
また、マイタケそのものも、豚肉と同様ビタミンB1と、脂質の代謝に必要なビタミンB2を多く含みます。
低カロリーで、独特の食感で、食べごたえもあり、ダイエットをサポートするマストアイテムと言えます。
豚ヒレは火を通しすぎると、固くなります。
中の水分が逃げないよう、薄く片栗粉をまぶし、さっと焼きましょう。豚肉と相性のよいマスタードソースで味付けし、下にお好みの野菜を敷いて、ボリュームアップして召し上がってくださいね。
■やわらか豚ヒレとマイタケのマスタード風味ソテー
調理時間 30分+寝かす時間
レシピ制作:金丸 利恵
<材料 2人分>
・豚ヒレ肉(ブロック) 200g
・塩 小さじ1/2
・コショウ 適量
・マイタケ 1パック
・片栗粉 適量
・オリーブ油 大さじ1
・しょうゆ 小さじ2
・白ワイン(または料理酒) 大さじ1
・ハチミツ(または砂糖) 小さじ1
・粒マスタード 小さじ1
・ベビーリーフ 1袋
<下準備>
・マイタケはほぐす。
・<調味料>を混ぜ合わせる。
・豚ヒレ肉は1cm幅に切る。
<作り方>
1、 豚ヒレ肉を親指の付け根で優しく叩き、1.5倍くらいに伸ばす。
両面に塩とコショウで下味をつける。
2、 ラップを大きめに広げる。
半量のマイタケを並べ、その上に(1)を並べる。
3、(2)の上に残りのマイタケを並べ、ラップで全体を包み、冷蔵庫で1時間以上寝かせる。
4、ラップをはがし、豚ヒレ肉とマイタケを分ける。
豚ヒレ肉に片栗粉を薄くまぶす。
5、フライパンにオリーブ油を入れ、中火にかける。
豚ヒレ肉を並べ、フライパンの空いた部分にマイタケを入れて焼く。
6、豚ヒレ肉に焼き色がついたらひっくり返し、少し焼いたらマイタケと炒め合せ、<調味料>を加える。
炒め合わせたら火を止める。
7、皿にベビーリーフを盛り、(6)をのせる。
フライパンに余った汁をかける。
優秀食材「豚ヒレ」に、「マイタケ」のタンパク質分解酵素で、美味しくダイエットサポート!
※ハチミツは 1 歳未満の乳児には与えないでください。
乳児ボツリヌス症にかかる場合があります。