平日ラクする鶏肉と野菜のまとめ下ごしらえ
- カテゴリ:レシピ
- 2021/06/27 22:12:30
平日ラクする鶏肉と野菜のまとめ下ごしらえ。
シチューも即完成
( ESSE online 扶桑社 2021/06/23 16:00 )
時間に余裕がないと、なかなか調理時間がかけられないですよね。
そんなときにぴったりな「ゆでおき」&「切りおき」を料理研究家の藤井恵さんに教えてもらいました。
まとめて下ごしらえしておけば、短時間で効率よく料理ができ、平日の負担が激減します。
ゆで鶏肉+野菜の切りおきを活用して平日ラクごはんが完成!
つくりおきや常備菜と違い、「ゆでおき」「切りおき」は、日々の調理をラクにするための簡単な“まとめ下ごしらえ”。
シンプルだからアレンジしやすく、使い勝手のよさは抜群。
毎日の食事づくりが劇的にラクになりますよ。
鶏とレンコンのゆでおき、ブロッコリーとニンジンの切りおき
●鶏とレンコンのゆでおき
【材料(つくりやすい分量)】
・鶏胸肉3枚
・鶏手羽先12本
・レンコン2節
・塩 小さじ1
・A[水6カップ 酒1/2カップ ショウガ(皮つきのまま薄切り)1個]
【つくり方】
鶏肉と手羽先全体に塩をよくすり込む。
(1)レンコンは1cm幅の半月切り、または輪切りにする。
(2)鍋に(1)の鶏肉と手羽先、レンコンを順に入れてAを加え、中火にかける。
煮立ったらアクを除き、フタをして10分ゆでる。
火を止め、フタをしたまま1時間おいて冷ます。
ゆで汁ごと保存容器に移す。
※冷蔵庫で3~4日保存可能。
●ブロッコリーとニンジンの切りおき
【材料(つくりやすい分量)】
・ブロッコリー2個
・ニンジン2本
【つくり方】
ブロッコリーは小房に分ける。
茎の部分は外側のかたい部分を除き、食べやすい大きさに切る。
ニンジン1本は長さを3等分にし、細切りにする
残りの1本は1cm厚さの輪切りにする。
それぞれジッパーつき保存袋に入れる。
※冷蔵庫で3~4日保存可能。
さっと煮てつくる!絶品シチュー&おでん
「平日にはムリ」と諦めていた本格メニューが驚きの手軽さ
1品でボリュームも栄養バランスもバッチリです。
●トマトシチュー
素材のうま味がつまったゆで汁を使って深みのある味わいに。
【材料(4人分)】
・鶏胸肉のゆでおき1枚
・手羽先のゆでおき4本
・レンコンのゆでおき1/2節分
・ニンジンの切りおき(輪切り)1本分
・ゆで汁(たりなければ水をたす)3カップ
・ブロッコリーの切りおき2/3個分
・トマトの水煮(缶づめ・カット状)1缶(400g)
・A[バター(室温に戻す)30g 小麦粉大さじ3]
・塩 小さじ1/2
・コショウ 少し
・粗びきコショウ(黒・好みで) 適量
【つくり方】
(1)鶏肉は皮ごとひと口大に手でちぎる。
手羽先は骨を外してちぎる。
(2)鍋に(1)、レンコン、ニンジン、ゆで汁、トマトの水煮を入れて中火にかける。
煮立ったら、ゆで汁1/4カップを取り分け、練り混ぜたAと混ぜ合わせて鍋に戻し入れる。
再び煮立ってから、ときどき混ぜながら4~5分煮て、ブロッコリー、塩、コショウを加え、1~2分煮る。
器に盛り、粗びきコショウをふる。
[1人分260kcal]
●みそおでん風
みそおでん風
【材料(4人分)】
・手羽先のゆでおき8本
・レンコンのゆでおき1節分
・ニンジンの切りおき(輪切り)1本分
・ゆで汁4カップ
・ブロッコリーの切りおき2/3個分
・A[みそ、水各大さじ3 すりゴマ(白)大さじ2 砂糖大さじ1 ショウガ(すりおろす)1かけ]
【つくり方】
鍋に手羽先、レンコン、ニンジン、ゆで汁を入れ、中火にかける。
煮立ったらブロッコリーを加えてフタをし、3~4分煮る。混ぜ合わせたAを添える。
[1人分211kcal]
<撮影/山田耕司 取材・文/ESSE編集部>
●教えてくれた人 【藤井恵さん】
料理研究家、管理栄養士。
手軽につくれて、見栄えもよい料理に定評があり、テレビ、雑誌、書籍などで活躍中。
『藤井弁当』(学研プラス刊)、『鶏むね88レシピ』(扶桑社刊)など著書多数。