Nicotto Town


藍姫の本棚♪


藍姫は、しがない駄文書きです (゚▽^*)-☆
この本棚には……
 「自作小説」には、 私の自作小説が、
 「詩/小説」「マンガ」には、オススメ本が収納されています♪
※題名に★は イベントブログ、<B>は ブログネタです^^

苺と桃と。 ~猫の恩返し?~ ⑦

「サトル、大丈夫ですか?」

長い間、閉じこもっていたトイレから出てくると、モモが今にも
泣きそうな顔で駆け寄ってきた。

「ごめん。何でもないんだ」

本当は変な感じだ。

モモを見ていると、忘れている事を思い出せそうな気がする
けど……。

「サトル?」

「モモ……...

>> 続きを読む


苺と桃と。 ~猫の恩返し?~ ⑥

「サトル? どうしました」

「え、あ、いや……どう? 美味しい?」

「はい!」

こんなに喜んでくれるなら明日も……あ!

明日、か。

落ち着かない原因は、やっぱりコレだな。

ベンもロクも僕を心配して、モモに会いたいと言っているんだ。

勿論、モモに聞いたけど駄目...

>> 続きを読む


★勉強ですか……。

勉強したい事は、山ほどあります。

でも、時間と体力が持ちません。勉強以外にもしなくてはいけない事もありますし。



今、一番勉強したいのは……物語を書く事、かな?

人の書いた物を読んだり、何でもいいから毎日書くだけでも勉強になるそうですよ。

>> 続きを読む


苺と桃と。 ~猫の恩返し?~ ⑤

ロク達と別れた後、僕はふと、洋菓子屋のショーウィン
ドウの前で立ち止まった。

モモは、ベンの申し出を了承するのだろうか?

僕は……はっきり言って、いいと言って欲しくなかった。
理由は分からないけど。

硝子に映った僕は、冴えない顔で僕を見返している。

僕は――男が見ても格好...

>> 続きを読む


苺と桃と。 ~猫の恩返し?~ ④

「素敵なお部屋ですね」

「適当に座って。今、お茶を入れるから」

「ありがとうございます。あ、ぬるめにお願いします」

女の子を部屋に上げるなんて、幼稚園の時以来だ。

と、すぐに部屋の惨状を思い出す。

片付けの途中だったのだ。

「今日は、その……いつもは、もっと綺麗な...

>> 続きを読む






Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.