Nicotto Town


藍姫の本棚♪


藍姫は、しがない駄文書きです (゚▽^*)-☆
この本棚には……
 「自作小説」には、 私の自作小説が、
 「詩/小説」「マンガ」には、オススメ本が収納されています♪
※題名に★は イベントブログ、<B>は ブログネタです^^

退魔除霊師~ユメワタリ~ (49)

「!!」

オレに差し出された瑞希の手の意味が分からず、オレはその場
で固まった。
無理はしないと言う話から、また違う話題に飛んだのだろうか?

これは……つまり、ハグしてって事か?
ストレート勝負したオレへの返事なのか?!

「ロク、立たせてくれないの?」

「え、ああ、なる...

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退魔除霊師~ユメワタリ~ (48)

退魔除霊師になるには “妖魔や悪霊が見える” とか、“声が聞こ
える” とか、“触れられる” とか言ったような細かい条件がいくつも
あって、それをクリアする必要あったんだけど……。
幸か不幸か、オレは全ての条件を満たしてしまったらしい。

ん? 來夢はどうなんだ? 瑞希は夢の中で「來夢が退...

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退魔除霊師~ユメワタリ~ (47)

來夢が追い討ちをかけるように「何だか、お母さんと悪戯っ子み
たいですねぇ」と笑った。ううぅ、情けなさ二倍増……。

「兎に角、みなさん、無事に戻れてよかっ……ぅきゃぅっ?!」

無理に体を起そうとした來夢が、小さく悲鳴を上げた。そりゃあ、
そうだろう。途中で動かしはしたが、オレ以上に同じ...

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退魔除霊師~ユメワタリ~ (46)

世間では、女の子が寝ている横で、ハアハアと息を荒げていたら、
どう思われるか?

うわっ、考えただけでも恐ろしい結果に……。
ここで二人が目を覚ましたら、オレ、かなりヤバイぞ。言い訳に晶
を使えないし。

ひとまず結界の外に出て、深呼吸を繰り返したオレは、そこから
瑞希と來夢を見て、...

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退魔除霊師~ユメワタリ~ (45)

「六郎太兄さま?」

心配げな晶の声がする。瑞希の予想通り、まだ起きていたようだ。

「アッ……キー?」

「よかった。お戻りになったのですね。みなさま、ずっと同じ体勢の
 まま全く動かないものですから、心配しておりましたわ」

それで、体中が痛いのか。オレは少しずつ体を動かして、...

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